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祝300回と大晦日

  • 2009-12-31 (木)

海の向こう、英語圏ではちょっとした2010年問題が起こっているらしいです。議論を巻き起こしているのは「西暦2010年」をどう読むべきか。

2000年になったとき西暦を「two thousands」と読んだものだから、それ以降「西暦200X年」は「two thousands and X」と読む読み方が一般に定着していきました。しかしその流儀でいくと2010年以降も「two thousands ten」、「two thousands eleven」と常に「thousands」という長ったらしい単語を付け続けなければならなくなります。それにそもそも今まで西暦は、例えば「1995年」であればこれを前2つ後ろ2つに分割して「nineteen ninty five」と読むのが流儀だったわけですから、こことも整合性がとれなくなります。ここで何とかしないとこの先90年の負の遺産を背負い続けることになるぞ、と誰かが危機感を持ったんだろうね。みんないったん頭を冷やして、今までどおりの流儀で2010年以降は「twenty ten」、「twenty eleven」と呼ぶことにしようじゃないか。

ってなことらしいです。

この話が教えてくれるとても大切なことは

人間は間違ってもいつでもやり直せる

ということです。いや、違うな。

それに気づくのに10年もかかったのかい

ってことです。もっと根本的なところを言うなら数の位取りの言葉に「thousand」や「million」という長い単語を採用してしまったこと自体が英語文化が背負っている大きな負の遺産ですからね。ここに「せん」「まん」「おく」といった歯切れのいい単語を採用した日本語の先見の明に僕は改めて敬意を表したい。敬礼。

ちなみに日本では、ミレニアムめがねの左右のバランスが著しく悪くなるというより深刻な2010年問題が発生しています。どうするビジョンメガネ!

なにはともあれ大晦日。しかも記念すべき300回目のエントリーとなりました。こういう風に文章を書き溜めていってときどき怖くなるのは、10年前の自分の日記を読み返したときに、結構今と同じようなことを書いていることに気づくときですね。砂漠を長い時間さまよっていて、誰かの足跡を見つけて喜んだのも束の間、それは自分自身の足跡だったと気づいたときのような恐怖感。結局自分は同じ場所をぐるぐると回っているだけかもしれない。

願わくば数年後に山の中腹から下界を見下ろしながら「ああ、あのころはまだあんなところに立ってたんだな」と思えるように。よし、がんばろう。と、これまた毎年のように思っている僕です。

特にうまいまとめもできませんでしたが、このブログにお付き合いいただいた方々、今後とも細々とお付き合いのほどをお願いします。残り数時間の今年と、来るべき1年が素敵なものでありますように。

皆様、よいお年を。

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