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セブンイレブンとアスクルの共通点

  • 2009-11-21 (土)

例えばセブンイレブンっていうコンビニの名称。「朝7時から夜11時まで開いている雑貨店」という当時としては相当画期的な営業形態を印象づける店名だったわけですが、24時間営業が当たり前のものとなった今ではむしろ逆の意味になってしまっていますよね。今時リアルにセブンイレブンなのはどこかの田舎にある橙と赤と黄色を基調にした「なんかそれっぽいけどなんか違う」デザインの看板の店くらいでしょ。

これと同じ道をたどりそうなにおいを感じるのが「アスクル」ね。主に企業用の文具を扱っている通信販売のお店なのですが、この店の売りは「今日頼めば、明日来る」、だからアスクルです。通販って届くまでに1週間くらいは見ておかないとっていうイメージがあるから、カタログで見たものが次の日には手元にあるっていうのはそれだけで十分衝撃的な売り文句なんです。

でもね、それを上回る驚きを与えてくれるのは最近の「アマゾン」ですよ。タイミングによってはその日のうちに来ることありますからね。明け方に発注したDVDがその日の夕方にもう届いている。感覚的にはね、定食屋で野菜炒めを注文したとするでしょ。来るまでの間に雑誌でも読もうと最初のページを開いた瞬間に「はい、お持ち!」といわれた気分。なんだろう。当然全く文句はないはずですよ。でも虚をつかれるというか、変な話ちょっと損した気さえする。

まあ、こんな違和感も慣れるまでの話で、そのうち当日に来るのは当たり前、5時間後に来るか、6時間後に来るかみたいなとこの勝負になってくるんだろうけどさ、そのとき「アスクル」は完全に「セブンイレブン」になるよな。名前の響き的に。

こんなことを考えたのは、最近結婚式の電報の話をある人に聞いたからです。友人の結婚式に都合が悪くて出ることができなくなり、でもせめて電報だけでもと思っていたのに、それを送るのを当日まですっかり忘れていたんだって。無理を覚悟で結婚式場に問い合わせたら、なんと電報はインターネットフォームで送れば数時間前で十分間に合いますとのこと。あわてて手続きを済ませ、無事、電報は間に合い、友人からはとても喜ばれたとのこと。

これを聞いて思ったのは、電報が届いて嬉しいと思うその気持ちの半分には、そんなに前から自分のことを考えて準備していてくれたんだっていう時間や労力の重さが少なからず入っているわけでしょ。でも実際そういう重みって今やどんどんペラペラになっていっているんです。その友人が感じた喜びの一部はその部分の認識の「ギャップ」によって生み出されているってことなのね。なんか変な気持ち。

たまには手書きの年賀状も書いてみるのもいいのかも。

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