- 2009-05-16 (土)
ジョグデータを管理しているiTouchの情報によると僕のランニングの平均ペースは4分40秒毎キロメートル。これがどのくらいの速さなのかを普段走ってない人に説明するのは非常に難しいのですが、それを的確に言い表す表現が今日見つかりました。
初老の男性が自転車をこぐスピード。
これとほぼ同じ。
今日北山通りを西に向かって走っていたら、横道から自転車が僕の前に入ってきました。歩行者、自転車共有の道では別によくあることです。若い人なら速いからあっという間に視界からいなくなるし、逆におばちゃんなんかだと僕が走る速度より遅かったりして、そのときはこっちが追い抜いて先にいかせてもらう場合もあります。ところが今日のその男性のこぐ自転車のスピードはビックリするくらい僕の走るペースとシンクロしてしまったのです。別にお互い意識して走っているなんてわけでもなく全くの偶然に。
こういうときどうしたらいいんでしょう。お互いに自分のペースなんだから突然それ変えるのも難しいし、無理にそうするのもなんか変でしょ。「私は決してあなたをマークしているわけではありませんよ」って心の中で言い訳しながら、結果的にピッタリ後ろをついて行くような形になってんの。お互いになんか居心地が悪い。
たまに食堂とかカラオケに入るときに不可抗力的に店に入るタイミングが別の団体と同時になることあるじゃないですか。
「4名様ですね?」
「あ、いや、、僕は別です。」
なんてちょっと気まずい空気になるあれ。それがずーと持続してる感じを想像していただければよいかと。
ただ、途中からだんだん面白くなってきたのはね、その初老の男性が結構雰囲気ある人なの。白いよれよれのジャケットに白い帽子、藤子不二雄Aさんのようなサングラスをかけてて、おまけにサドルの後ろにステッキのようなものを刺しているという只者でない佇まい。そんな老人が年季の入った自転車に乗り若者を引き連れて走ってるのよ。傍からみたらもうこれは
完全に酔拳でしょ。
中盤のBGMベースでのトレーニングシーン。僕が隙を見てお師匠さんにとびかかろうとするとあのステッキがスパコーンって飛んできて僕が仰向けに倒れ、それを上からお師匠さんが笑いながら覗き込み「まだまだ青いわい」っていうやつ! 一旦そう思っちゃったからその後はでたらめな中国語歌詞の歌が僕の頭の中で無限リピートされていました。
そんなこんなでかれこれ10分くらいじゃないかな。とある交差点で老師は左にカーブを描いて消えていってしまわれました。ただ曲がるときほんの一瞬だけど僕の顔をチラ見。
そこで我に返ったね。あー、あのおっちゃんもちょっと怖かったんだろうな
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