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服の買い方が分かった

  • 2009-05-13 (水)

連休の話になりますが、鴨川ホルモーを見るために久々に三条の映画館に行って来ました。連休の終盤にも関わらずたくさんの人。京都、しかも京大を舞台にした映画ということでなじみの建物やついさっき通ってきたばかりの道が映画の中に登場します。この地でこの映画を見るってのはかなり特別な体験ではなかろうか。言うならばローマの地で「ローマの休日」を見ているような。いや、大分違う。

原作も読んで面白かったのですが、映画は映画で細かな芸がきいてました。「東大でもよかったんだけど、自由な校風に憧れてね」なんて京大生ならではの歪んだ東大コンプレックスとか、シャツのすそをズボンの中に入れる京大男子の生態とか。ちょっとアイタタってなるくらいよく描けてる。

こういう風に客観的に見せられると自覚させられますね。最近勘違いしかけてたけど、僕もどっぷり京大属性、さらに言えばその最も濃い部分が沈殿して固形になりかけている京大理学部数学科属性に染まってるんだった。社交性がない、服装を気にしない、日常会話の中で普通に「定義」とか「概念」とか言う。数学の講師という社会の特異点においてのみプラスに働き、それ以外はことごとくマイナスに作用するという、神様が授けてくれるとすればそれはむしろ何かの罰なんじゃないかと疑いたくなる属性です。

だめだ、そろそろここから抜け出さないと一生ショットバーでワインが似合う男とかにはなれないわ。とりあえず手始めに、、服を増やそう。5月の現段階で早くも服の全バリエーションを生徒に見抜かれている可能性あるもんなあ。

てなわけで映画見た足で寺町界隈に繰り出すことにしました。

社会人の男になった僕は服の買い方もずいぶん分かってきたんですよ。もちろんユニクロなんていきませんから。ログハウス風の内装で木製の棚に洋服が一枚ずつ平積みされていて、ニット帽かぶってピアスしたお兄ちゃんが店番しているような店に入ります。入りますとも。

一通り吟味し(ている振りをし)ながら店を巡ったあとです。店の一番よく見える所に飾ってある、いい感じにコーディネートされている(のであろう)マネキンを指差し、

「あれ、上から下までください」

通称「マネキン買い」。

値段をよく確かめとかないとときどき大変なことになりますが、その辺はまあもう大人なんで気にしません。サイズは外から目測し、試着も出来る限りしない。とにかく店員と話す時間ミニマムになるようにして、買ったらすぐに店を出ると。

このやり方の欠点はそのうち池田カジュアルのマネキンが寺町界隈にいっぱいになるんじゃないかってことですね。今度そういうのを見かけたら、ことごとくシャツのすそをズボンの中に押し込んでやろうとたくらんでいます。

結論。やっぱり僕は一生スポーツカーのクラクションを軽く鳴らして濃い目のサングラスを少し持ち上げ素敵な笑顔を見せるような大人にはなれない。

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