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壊れるならちゃんと壊れろと思う心理

  • 2009-04-27 (月)

風邪ひいて二三日家で寝込んでいて、いよいよこれは限界だってことで病院に行ったとしますよね。自転車で病院に着いて、受付を済ませて、待合室で名前呼ばれるのを待つ、なんてことをしているうちにね、

なんかもうちょっと治ってきてしまうことってないですか。

そんでいざ医者の前に座ったころには半分くらい調子よくなってるの。これってなんなんでしょうね。朝死ぬほど体調悪くて、熱も3回くらいはかって明らかに高熱で、それでもまだ頭の中でさまざまなシミュレーションをした挙句に、もうこれは医者に行って誰に文句を言われる筋合いはないだろうとと確信した上でここに来てるんですよ。でももうその自信が揺らぎ始めてんのね。「どうしました」なんて言われても自分の体調の悪さを全然リアルに説明できなくて、「じゃ、まあ家でゆっくりしてください」と形式だけの薬を出されて5分で解散。いや、結果的には何の問題もないはずなんだけど、なんかね、妙に申し訳ない感じになってくるんです。だから僕は病院に行く時は、少なくとも診察室に入るまでは、良くなるな、良くなるな、なんなら相当こじれてしまってほしいとすら願っているというすごい屈折した感情があります。これって僕だけ?

で、この話の流れなのですが、ここんとこ携帯の調子がちょっとおかしいのです。たぶんこのブログでも書いたと思うのですが、つい3カ月前に買い替えたばかりのほぼ新品。ならすぐ携帯の販売店に持っていけって話なのですが、それがなかなか難しいんだなあ。例えば画面が完全に真っ暗になってしまったとか誰の目からも明らかな故障ならいいのですよ。でも困ったことにその不具合というのが「時々ボタンのレスポンスが異様に遅くなる」という偶発性の高いものでどうやったら再現できるかが分からないわけ。で、おそらくこれは宇宙の法則の一つ。

電化製品の再現性のない故障はサービスセンターでは間違いなく再現しない。

思い出すのは下宿時代、僕の家の買って間もないビデオデッキがテープを何度入れても再生せずにすぐに吐き出してくるようになったのですよ。何度も実験してこれはさすがに電気屋さんを呼んでいいレベルだと判断したので、早速来てもらいました。これこれこういう症状でって、まあこっちも我に義ありだからやや強気の口調で説明するわけですよ。申し訳なさそうに電気屋さんがビデオを挿入。そしたら、カシャ、ウィーンって一発で再生始めたからね。えーーー、ですよ。そのあと何度やってもその故障を再現できないという。「大富豪」でまさかの革命。完全に立場逆転です。何か大きな力が僕を陥れようとしているとしか思えませんでした。

この被害妄想につかれているからよほどの確証がないと修理に持ってくのが怖くてたまりません。多少のことなら自分を騙しながら使っていきますね。ま、たぶんこういう仕様なんだ、仕様。

ところがつい4日ほど前、状況は悪化、いや好転だな。なんと電話の音声が全く聞こえなくなってしまったのです。職場に4回無言電話をしてしまってまで確認したから間違いない。内心きたーーです。この分かりやすい故障を僕は待っていたのだと。とは言え、辛酸を舐めまくりの僕はそれでも半信半疑です。絶対直るな、直るなよって携帯に言い聞かせながらサービスセンターにいき、お姉さんに症状を説明。いよいよ再現実験ってときまでわが子の学芸会を見守る親の心境でドキドキしてました。

結果は、、見事不具合! 即入院となりました!!
机の下で小さくガッツポーズ。

ちょっとビックリしたのはそのあとお姉さんが携帯をいじくるたびに症状がみるみる悪化していったからね。画面がフリーズするは、本当に真っ黒になるは。これは今までにない展開です。いや、そこまでやれとは言ってないんだけど。最終的に僕もちょっとひいてました。携帯、ごめんよ。

人間ってつくづくおかしな生き物だと思いました。

今日の一言
一日に1分ずつ遅れる時計より、完全に止まっている時計のほうが正しい時間をさす回数は多いんだよ、関係はないけど。

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