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熊蜂ってすごい

  • 2009-04-20 (月)

ウィンドブレーカーを着て走っていると午前中でもじっとりと汗ばんでくるようになりました。

この季節、加茂川の中州をうめ尽くすように黄色い菜の花が咲きます。って実は僕も毎日この近くを通っていながら、今日初めて気づいたのですけどね。あのちょっと前にバラエティーのゲームで「ちょっとずつ変わっていく写真」ってあったじゃないですか。背景のビルがいつの間にか消えていたとか、背景の長州力がいつの間にか長州小力になってたとか、で最終的にいつの間にか長州小力がテレビから消えていたとか、そんなやつ。あれをみて驚くのと同じで毎日の少しずつの変化ってなかなか気がつかないものなのですね。ついこの間までピンク色だった川辺がいつの間にか黄色に染まっている、そんな大きな変化に今日改めてビックリしました。

20090421.jpg

ここそこで春の息吹を感じる昨今、川辺に飛ぶ蜂の姿をよく目にします。ミツバチとかスズメバチではなく、たぶんあれは熊蜂。親指の先位の大きさの丸い蜂です。これってひょっとしたら知っている人にとっては常識なのかもしれないのですが、僕はこの年になって心底びっくりしてしまいました。何がすごいって、奴らね

空中で静止するんです。

パントマイムでいうところの固定点。ヘリコプターのホバリングっていうと分かりやすいと思いますが、まだあれはバラバラバラバラってものすごい一生懸命な感じがあるでしょ。そこにまだ「現実」と「感覚」との折り合いがつくのですが、その点熊蜂はね、ほとんど聞こえない低周波の羽音を出しながら、寸分ぶれることなくぴたりと静止できるのです。空間の一箇所に誰かがマジックでポンと点を打ったようなそんな感じ。こうなると理屈で分かっても、それに感覚が追いつかなくなるのでしょうね。むちゃくちゃ不思議な手品を見ているようです。

面白いと思ったのは、人間ってそういう感覚を超えたものを物体として認識できないんですね。走っていて蜂がすぐ目の前にいるのにそれが避けるべき障害物だとなかなか気がつけない。そこに突然羽音が聞こえ、目の前10センチくらいに突如として蜂が現れるのです。蜂が迫ってくるのも怖いけど、止まっている蜂に自分からつっこんでいくというのもこれまた別の恐怖ですよ。あわてて顔をそらしてすんでのところでかわしていきます。

アクションゲームで空中にある障害物を飛んだりしゃがんだりしてかわしていくことはよくあるけど、それを実際に体験すると本当に不思議な気分になりますね。リアルスーパードンキーコングですよ。そう思うと景色もそんな感じに見えてきた。かなり序盤の方のほのぼの面ですね。あの空中の蜂も100個集めたら1UPするんじゃなかろうか。

幾つになっても自然はワンダーランドです。

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