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深泥池

  • 2009-04-14 (火)

京都市の北区、僕の住んでいるところから程近い場所に「深泥池」という池があります。この池の名前、京都に住んでいる人でなくても耳にしたことは一度ならずあるはずなのですが、実は名称を正確に読めていない人は多いのですよ。

「みどろがいけ」

いえ、違います。実は正しい読み方は

「みぞろがいけ」

うそって思った人はググってみてください。なんて偉そうに言っていますが、僕もかなり後になって知ったのですが。

それはそうと、この奇妙な語感をもつ古池。何で有名かっていうと、上方落語の怪談話なんかにもよく登場するいわゆる心霊スポットなんですね。最近この横をランニングで通ることも多いのですが、確かにちょっと雰囲気があるのよ。一応国道のマークは付いているしアスファルトで舗装もされているんだけど、先に進んだらどっかで消えてなくなるんじゃないかと不安にさせるような昼でも薄暗い感じの道がこの池に沿うように走っています。

その名高い幽霊の名所で僕はある意味すごいものを目撃してしまいました。その山道を抜けようやく人の気配のある北山通り近辺に下りてきたあたり、そこに立っている喫茶店以上ファミレス以下って感じのお店を見つけました。何気なく看板に目をやると、


喫茶・グリル 





店長!! 冒険しすぎじゃないですか。

あのね、一応周辺情報を補足しておくと、北山って土地は京都の中でもちょっと品のある雰囲気をもっている場所なのです。こじゃれた洋服屋さんとか、おしゃれなパン屋さんとか、ペットの美容院とか、植物園とかそういうのがあるところ。よりわかりやすく言えば日曜の朝の番組のゲストが行きつけのお店を紹介するというシチュエーションになったら必ずロケにいくであろう雰囲気なのです。その素敵すぎるロケーションにあってですよ、なぜにまた「池」の方に乗っかっていったんだろ。飲食店として重心のかけ方を著しく間違っている気がするのですが。

そんでまた、おそるおそる近づいてみるとね、ショーケースが生き物係が1週間くらいほったらかしにしておいた水槽のような色をしていて、中には泥水みたいな色をしたコーヒーフロートの見本があるという。いや、これがさびれた商店街の食堂とかならよくある話だけどさ、下手に店の名前「池」ですから。ひょっとしたら狙ってる可能性もあるからね。もうどっち?突っ込んでいいの?いいの?

僕の中ではね、完全にイメージ固まりました。店に入ったらにやけた顔の男がいて指さされて「ドーン」。そのあと廃人。これです。新たな心霊スポットの誕生です。

いや、たぶん普通の喫茶店です。この文章が営業妨害になったら嫌なので、今度近くを通ったら必ず入りたいと思います。どうかお許しください。

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