- 2009-04-22 (水)
先日知人と「むかつくCMは何」みたいな会話になりました。そのときは特に何も思いつかなかったのですが、今日朝のテレビを見ていて、あ、これだわ、って思った。
みのもんたのタマホームのCM。
あの、みのさんと小学生くらいの子供が立ち話している内容から若干体毛が逆立つ感じになるのですが、最後に強烈なのがきますね。みのさんが両手グーを胸の前にだし満面の笑みで
「いこうよ!」
うわー、なんかね、イラッを通り越してゾワッですよ。まともに食らったらその場でカチーンって石像なって、そのあと肌がさらさらさらって砂に化して骸骨だけが残るんじゃないかという程の破壊力です。なんて言ったらいいのかなあ、「普段は見せないこんな一面」あるんです的アピール。もうそれをガンガン押し付けてくる感じ。
これ見てすごい思い出したのが高校の時の生徒指導の先生ですね。各学校に必ず一人、体育準備室あたりでその生息が確認される、熱血うざタイプの先生いるでしょ。生徒集会に1分遅れてきた生徒に対して、それがいかにみんなの時間を無駄にしたかを説教するのに10分以上みんなの時間を無駄にするようなタイプの先生。その先生が不幸なことに修学旅行でうちのクラスのバスに乗ってきたのです。
そこでね、普段の厳しさとのギャップを出そうと思ったんだろうな。バスに設置されていたカラオケに当時流行っていた米米クラブの「君がいるだけで」を入れ、さあみんなで歌おうって感じで盛り上がり始めたのです。もうこの段階でかなりきついでしょ。いや、でもまだその先生がそれを一人で熱唱するのならよかったんです。それをこともあろうに、ほら、よく音楽の授業で生徒が歌詞を見なくてすむように先生が歌の節目節目に合いの手みたいに歌詞を音読する感じって分かりますかね。それをやり始めたのです。
「例えば君がいるだけで」
たとえば~きみがいるだ~けで
「心が強くなれること」
こころが~つよくなれる~こと
先生、僕たちそんなに心は強くなれません!
このアップテンポナンバーをお経のようにぼそぼそ歌うという生徒の必死の抵抗に先生は全く気づくことはなく、終わる頃にはクラスの半分以上がすでに石になってたな。空気読むと言う何より大切なことに気づかせてくれたエピソードです。
「ウォウ、ウォウ、トゥルーハート」とか思いっきり読んじゃってたもんなあ。この悪夢がみのもんたの最後の一言にものすごくかぶってくるのです。これってキャラクターの問題なんでしょうか。たぶん沢村一樹とかが同じことをしたらすんなり受け入れられる気がするんだけど。