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僕は二分の一の確率には必ず負ける

  • 2008-12-23 (火)

初めて開くドアを押すのか引くのかとか、降車する電車の扉の右が開くのか左が開くのかとか、微妙な天気の時に傘を持っていくのかどうかとか、人生においてちょいちょい起こる二者択一の賭けには僕はほとんどの場合負けている気がする。というのが事実なのか、負けた場合の印象だけが頭に強く残っているが故の被害妄想なのかは判断に苦しむところなのですが。最近すごく思うのはUSBメモリーをパソコンに差し込むときね。地味に向きがあるでしょ。これが一発で決まった試しがない。ファーストトライはほぼ失敗、ひどい時は差し込みなおしたのにやはり入らず、実は最初の向きで正しかったことに気づくとかね。もう疑心暗鬼状態です。

こんなことを考えながら人の仕草を観察していて面白いことに気づいたのですが、このUSB二択ね、意外と多くの人が同じように失敗しているのです。差し込めないことに気づいてあわてて逆に持ち替えて差しなおす。もちろん50%の確率ですから失敗するのは珍しくないって言えばそうなのですが、僕が面白いと思うのは、だからといって学習するわけでもないってところなのです。一応差込口の形とUSBの端子の形を観察すれば正解は判断できるはずでしょ。でも僕も含めて誰もそれはしようとしない。失敗することがあるとよく分かっていながら毎回確率に身を委ねてしまっているのです。

このことを単なる怠慢で片付けるのは少し違う気がするな。おそらくなのですが、ここには知らず知らずのうちに「端子の形を見てどちらに差し込むかを判断する」ことと「とにかく差し込んでみてもしダメなら逆に差しなおす」という両者を秤に乗せ、後者の方が手間的にも時間的にも効率的であるという理性的な判断が働いているからではないかって思うのですよ。こういうことって割りと多いですよね。似たような例ではカセットデッキにカセットテープをどちら向きに差し込むかってのもとりあえず差してみて判断しているし、パソコンで文字入力するときも、入力モードを確認するよりも打ち始めて確かめることの方が多い。合理的行き当たりばったり。

世の中のUSBメモリーはほぼ2回に1回は間違った向きに差し込まれている。

見落としがちでいて意外と大切な観点ではないかって気がしてきました。特に製品を作る側の人間にとって。例えば逆に差し込まれることによって簡単に壊れてしまうような製品は、それが本来予期されない使い方によって引き起こされているとしても、欠陥商品って言われて仕方がないわけですからね。

こういうことに気が付くとちょっとだけ嬉しい。

今日の一言
友人の家でトイレを借りると、かなりの確率で部屋の電気を消してしまう

Comments:1

naoki 2008-12-29 (月) 17:51

確率で判断・・・最近テストでもそんなことしてるような気が・・・で、大抵外れてるような・・・(泣

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