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つっこみ街っく天国

  • 2008-11-21 (金)

最近の気候はJRのホームで電車をじっと待っているには寒すぎるかもしれませんが、ランニングにはこの上なく適しています。体の内側から発生する熱と外から肌に当たる冷気がちょうどいいバランスを保って、体が最適のパフォーマンスをしているのが分かるもんね。夏なんて5km走るだけでも体がばててしまっていたのですが、この一週間は毎朝約18kmの距離をコンスタントに走っています。自分でもちょっとビックリですが。僕の体はよほど長距離走に向いているみたいです。

今のランニングコースはかなり気に入っています。まず鴨川に沿って北上。行儀よく整備された川岸はフェードアウトし、川が本来のごつごつ感を取り戻し始める辺りで川に沿った道は貴船や鞍馬温泉に通じる山の中に入っていきます。山道とは言えきちんと舗装してあり、歩道も付いているので走るのには何の支障もありません。しかもこの道すがら見る紅葉が今は絶景なんですよ。京都に長く住んでてこんなに紅葉がきれいと思ったのは初めてかもしれない。車通りもほとんどなく、もちろん観光客も一人もいない。自分一人だけの贅沢を味わいながら、岩倉の方へと下っていきます。マンガ学部でおなじみの精華大がある辺りです。そこから先は国際会館、宝が池の辺りをめぐって北山に帰ってくるというルートです。

すごく楽しいのは走っていると車や自転車で移動するときは絶対に目に入らないものがいろいろ見えることですね。特に京都という街はほんの少し市街地を離れるだけで全く別人の表情を見せるから不思議。例えば岩倉なんてのは滋賀の田舎に帰ってきたんじゃないかと錯覚するほど懐かしい空気を持ってるのね。

僕の中で田舎のバロメータの一つが「飛び出し小僧」。街中では絶滅が危惧されている昨今ですが、こんなところにはまだたくさん生息してるんだね。知らない人のために補足しておくと、ぺらぺらのベニヤ板に描かれた手作り感あふれるキャラが屈託のない笑顔で車道に体を半分乗り出しているという、非暴力、不服従主義をガンジーより早く実践したことで有名なあれです。風雨にさらされて往年の年期を感じさせるくらいはいいのですが、どうかと思うのはたまにその車道に飛び出している部分だけピンポイントで車にぶつけられてるのありますからね。前半分がものの見事になくなってささくれがむき出しになっているという。でも半顔で笑ってるのよ。ターミネーターよりよっぽど怖い。もはやこいつの目的は車に対する注意喚起というより、子供に対する見せしめだな。まあ、それはそれで本来の役目は果たしているのかと。

あと、ちょっと張り切ったんでしょうね。アンパンマンがマントつけて文字通り車道に飛び出しているという、いろいろなものを完全に無視してる奴も何体か確認しましたよ。四方八方からの突っ込み待ち状態なんだろうけど、まあ一つだけ。

もうちょっと高いとこ飛ぼう

そのためのマントなんだからさ。おじさんはもうそれ以上は何も言わないから。

これはもうワザととしか思えないのは、やっぱそのアンパンマンの顔の半分が完全に吹っ飛ばされたやつとかもあるの。うーん、これはある意味正解だな。きっと例のやりとりの後だ。お腹を空かして泣いている子供がいたんだろ、この21世紀の日本に。

その他では、僕これを20年ぶりくらいに見た気がするのですが、分かるかな、「走行注意」っていう標識なのですが、その走行って部分に電飾が埋め込まれていて気温が寒い時はそれをセンサーが察知してその電飾が「凍結」って光るやつ。でも「走行」という文字の上から重なるように「凍結」が光るので正直言ってかなり分かりづらいです。ハイテクな割にその活かし方を著しく間違っている感じを子供心にさえ思っていたものですが、今になってそれが確信となって甦ってきました。へえ、でもまだあるんだね。これ。

まあ、こんな感じで走りながらも突っ込みどころを探すという作業が最近は趣味になってきました。他にも面白いネタありますのでちょっとずつ書いていきたいと思います。

今日の一言
日本は近代化の過程で「笑い」という神を殺してきたのではないだろうか

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