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不可教師

大分県の不正採用問題。お金を払って不正に合格した講師が職を追われていますが、ふと疑問なのは不正合格のレッテルを貼られる基準は「お金を払ったか否か」なのかしら。一応全員試験は受けているわけですから、不正な加点を除いた上で合否判定は出せるはずでしょ。その結果で不合格ならしょうがないとして、それでもきちんと合格していた人はどういう扱いになっちゃうんだろう。もしそういう人まで一律処分っていうのならこれはさすがに可哀想な気がしますね。

不正行為をしようとしたこと自体が問題だという意見もありますが、お金を払って点数水増しというのがかなり長い間慣習的に行われてきて、相場のようなものが周知の事実としてあったわけでしょ。その状況では自分の周りはみんなお金を払っているのではないかという疑心暗鬼が当然生まれるはず。自分が合格ラインギリギリであれば、そりゃお金を払わないでいるほうが難しいってものです。それは他の人を出し抜こうとしての行動というより、同じ土俵に上がるための行動となるわけだからね。それを糾弾することはできないと思うな。責められるべきはその空気を作った人たちです。

話はずれますが、僕の通っていた高校は一応公立の進学校でしたが、それでもこいつよく採用されたなと思うような眉唾ものの先生はたくさんいたものです。うちの県の採用試験のほうがよっぽど怪しいんじゃないかと心配してしまいます。未だに強烈に記憶に残っている数学の先生が一人、あだ名は「ベク」です。通常新年度最初の授業の時ってまず自己紹介するものじゃないですか。その先生も教室に入ってくるなりチョークをつかみ、黒板に向かって文字を書き始めました。誰もが先生が自分の名前を書くのだと思って見つめていたわけね。ところが黒板に書かれた文字を見てみんな唖然。

ベ ク ト ル

「えー、ベクトルと言うのは、、」

そう、なんとその先生は何の前振りもくいきなり数学の授業をスタートしてしまったのです。それ以来その教師は「ベク」と呼ばれるようになったという次第。その「ベク」の伝説は本当に多く、ちょっとしたことで怒り出したり、授業を中断して帰ってしまったり、極めつけは雨の降る日はほぼ100%休み。ハメハメハ大王以来です。おかげでほとんど数学の授業は自習していた記憶がありますね。でもなんだかんだ人気あったりもしましたからね。僕も嫌いではなかったですよ。こういう不良教師との出会いも大切な人生勉強なんだと思います、きっと。

今日の一言
教師が教えるべき最も重要なことは「教師が常に正しいとは限らない」ということだ

Comments:2

すえきち 2008-09-12 (金) 17:01

犯罪だからじゃないですかね、かわいそうかなあ?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%84%E8%B3%82%E7%BD%AA

同級生 2008-10-20 (月) 22:47

久々にブログを拝見したらベクの話題が…
嬉しかったです。

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