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マジックアワー

先日二条にあるシネコンに久々に映画を見にいってきました。もちろん1人で。映画を見るのに一番ふさわしい人数は1人、その次が3人以上、2人というのが一番まずい選択肢ではないかと僕は思っています。だってそのあとの会話を思うと気が滅入るでしょ。つまらなかった場合はどうやったら映画の話題を避けることができるかに気を使うし、面白かったときはその面白かった理由をいちいち説明するのが面倒になる。そもそも僕が映画を誰かと見に行ってその後の感想が一致したことはほとんどないですし。

最初ポニョを見ようと思っていたのですが、余りの子供の多さに嫌気が差して、結局三谷さんのマジックアワーを見ることにしました。興行的なピークは越えている作品ですが、それでも映画館の席はそこそこ埋まっていましたし、上映中にも随所で笑いが起こるのはすごいなと感じます。

全部見て感じるのは「もったいない」。いや決して面白くないわけではないのです。すれ違いの設定を生かした言葉遊びとか、細かい伏線をうまく使い切る脚本はさすがなんだけど、中盤からラストにかけてテンポがグッと上がって欲しいところで失速した感じがします。周辺に魅力的な登場人物を配しながらそのキャラクターも十分に生かしきれていない気がするんだよね。「ラヂオの時間」が傑作なのはやはりあの後半の加速感にあるわけで、そういう意味でやはりあの映画を超えるものではなかったです、僕の中では。前半がよかっただけにもったいない。ただ1つ三谷脚本で好きなのはラストを決して完全なハッピーエンドにもパッドエンドにもしないところです。いろいろあったけど結局何一つ良くもなってはいないし、悪くなってもいない、言うならば「現状維持」で終わる。でもそこにほんの少しの希望を残す。そのあたりのさじ加減は素晴らしいなと思います。

ちなみに最近見た映画で最もお薦めは「キサラギ」。僕の好きなワンシチュエーションものということで期待していたのですが、期待以上でした。ここ近年の邦画では脚本の良さはピカイチの作品だと思います。見ていない人は是非。

今日の一言
映画のスポットは何故あんなに面白そうに見えるのだろう

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