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休日の雨はなんか好き

雨の日と月曜日はいつも私を憂鬱にさせる

ってカーペンターズも歌っているように、何かと厄介もの扱いされることの多い雨の日です。

でも最近は休日は雨が降っている方が落ち着くようになりました。逆にいえば気持よく晴れ渡った休日ほど心乱される日はないです。お弁当を持って外にピクニックにでもいく計画があるのなら別ですが、僕は休日はたいてい部屋、ちょっと良くて喫茶店にでもこもって原稿を書いたり、採点をしたりと作業をしていることがほとんどだからです。外が晴れているときに閉ざされた空間にいることに何とも言えぬ後ろめたさを感じてしまうのはどうしてなんでしょうね。ひょっとしたら自分は何か取り返しのつかないものを無駄にしているのではないか、そんな根拠のない焦りが湧き上がってくる。太陽は内の世界と外の世界に残酷なまでにはっきりとした陰陽をつけてしまいます。

でも雨はそんな陰陽をやさしくひっくり返す。雨が降っているのを内側から眺めるときの安心感、守られているって感覚はすごく好きですね。休日の朝、目が覚めた時に屋根を打つ雨音が聞こえてきたりなんかすると無性に嬉しくなります。家にいるための免罪符をもらったような気持ち。仕事も不思議にはかどります。

くれないの 二尺のびたるばらの芽の 針やわらかに 春雨の降る

病気で部屋で横になっていることの多かった正岡子規、この句には冒頭の歌詞とは対照的に雨をやさしく見つめる気持ちが表れている気がします。それはきっと彼が内側の世界の人間だったからなんだろうな。雨が降る外の世界を眺めながら感じた安堵感が今はなんとなく分かる。

梅雨が終わることがふと悲しく思えるこの頃です。

今日の一言
教室にいるとき雷がなると不思議にワクワクした

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