- 2008-06-08 (日)
- つっこみ
昨日、夜に帰ってきたらやってましたね。本当、いったい何度目だろう。僕が小学生の頃からだから軽く30回くらいはやっているはずだな。
見始めたのはかなり終盤からで、ストーリー展開も台詞回しもほぼ覚えているにも関わらずやっぱり見てしまいます。始まってちょうど2時間、時刻にして23:00ちょっとすぎくらい、赤い目の王蟲の大群が風の谷に押し寄せてきて、みんな高いところに避難しようとします。
「ミト、どうせ死ぬんじゃ、谷で死ぬよ」
「だめだ、姫様があきらめるまであきらめるな」
そう、このシーン。このシーンが僕に昔のあるほろ苦い記憶を蘇らせるのです。
あれは小学生5年生くらいのころだったかな。忘れもしません、我が家に初めてVHSのビデオデッキがやってきた日です。中学生になるまで夜10:00には寝る健康優良児だった僕にとって金曜ロードショーを生でやっている時間帯は完全に未知の領域。好きなだけ映画を録画して見ることができるビデオデッキの登場は革命的でした。そのビデオデッキで生まれて初めて録画した記念すべき映画がこの「風の谷のナウシカ」だったのです。
初めてのビデオ録画、初めて見るナウシカ。二つの意味で胸ときめかしながら僕は再生ボタンを押しました。「パーパパパーバーパーパーパーン」、夕日の映像とともに流れるおなじみの金曜ロードショーのオープニングです。感慨もひとしおですよ。早送りでCMを飛ばせることに感動し、そのまま勢い余って水野晴郎を飛ばして本編へ。クオリティーの高い映像とその世界観に圧倒され、物語はいよいよ佳境に突入です。赤い目のオウムの大群が風の谷に押し寄せてきて、みんな高いところに避難しようとします。
「ミト、どうせ死ぬんじゃ、谷で死ぬよ」
「だめだ、姫様があきらめるまであきらめるな」
そのときです。
カチャ、ウィーン
画面が真っ暗になり、あろうことかビデオテープが誰の断りもなく勝手に巻き戻しを始めたではないですか。
もうお分かりですね。ナウシカのノーカット拡大版。総時間は2時間20分です。ちょうどそのシーンで120分のテープがなくなってしまったのです。ビデオ超初心者の僕が3倍モードという言葉を知ったのはそれからもう少し後の話でした。
今では信じられないことですが、テレビ番組は生で見るしか方法がなかった時代があったのです。VHSとか標準モード、3倍モードとか、こんな話も今ではすっかり昭和のエピソードになってしまいましたね。結局続きは友達にビデオを借りてちゃんと見ることができたのですが、そんな思い出もありでナウシカのラストは僕にとってとても印象深いのです。
最後の王蟲の暴走。あれ最初は子王蟲をさらわれて、それに怒って追いかけていたんですよ。それが途中から完全に怒りの理由を見失っています。最終的に小王蟲、蹴っ飛ばしてしまってますからね。パカーンって。クリティカルヒット(笑)。そんな羞恥心よりお馬鹿な王蟲が可愛くて仕方がありません。
今日の一言
トルメキアの姫の声優さんの声が大好きです。
Comments:1
- つきこ 2008-06-08 (日) 11:46
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「カチャ、ウィーン」何度かやらかしたことあります。
すごいいいところで切れるんですよねぇ(*´д`)