- 2008-06-02 (月)
- パフォーマンス
実は1ヶ月ほど前から折り紙にはまっております。前から興味はあったのですが、本格的にやり始めるきっかけとなったのがふとしたことから訪れた京都文化博物館。河合塾京都校のすぐ隣にあるレンガ造りの洒落た建築物です。この博物館には展示会場とは別にお土産物屋さんやお蕎麦屋さんなどが立ち並ぶ町家通りがあり、その部分は無料で入ることができます。
その町家を奥に進んでいくと唐突に壁に本棚が現れます。まるで砂漠で自動販売機に出会ったような不思議な違和感。そこには京都の観光ガイドや、美術書などに加えて何故か折り紙の本が並べてあるのです。普通の本屋さんにはまず置いていないような折り紙の専門誌などもずらり。向かいのお店を見て納得したのはそこは「楽紙舘」という紙屋さんだったから。その店には折り紙用のきれいな和紙がたくさん並べられていました。こういうのがさらりとあるから京都という街は侮れない。こんなのを見つけたらもうやるしかないでしょう。
というわけでその日のうちに本と紙を購入し、折り始めることになりました。いやいや、これは面白い。小学生の頃ユニット折り紙などに夢中になっていたのでいろいろな折り方は知っているつもりでしたが、しばらく見ないうちにここまで進化していたかと。子供の手遊びとバカにするなかれ。造形であり、幾何であり、パズルでもある。もし僕が高校時代に図書館でたまたま手にした本がマジックの本ではなく、今現在の折り紙の本であったならば僕は間違いなくこっちの道を進んでいた気がするな。
授業の空き時間などに本に載っている作品を片っ端から折っています。はたから見たら何かにとり付かれた様に見えるだろうな。おかげで近頃はかなり上達して折り紙界の有名作品もいろいろ折れるようになりました。今日は前から折りたかった悪魔を折りあげてとりあえず初級者からは脱却かな。

(左) 悪魔 前川淳氏作 包装紙45cm角
(右) バラ 川崎敏和氏作 和紙 15cm角
バスケット 遠藤和邦氏作 小川和紙 30cm角
自分で見てもため息がでるほど素晴らしい作品。折った作品を見て誰もが「すごい」と褒めてくれるんだけど、本当に「すごい」のは当然これを考えた人です。僕がやったのは単に折り図に従って手を動かしただけですから。しかしながらこの「再現性」が他の芸術にない折り紙の最大の魅力とも言えますね。
オリジナルを作る域にはまだまだ時間がかかりそうですが、そこに近づけるように最近は簡単な作品を繰り返し折りながら一つ一つの折りの意味を研究しています。
今日の一言
仕事との折り合いをつけるのが大変です
Comments:6
- ヒロ 2008-06-02 (月) 02:44
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かつてこの悪魔にチャレンジしたコトがあります。
が、私の折り方はとても適当なので大失敗しましたよ。
さすがです〜見事です〜(>_ - 晟 2008-06-02 (月) 21:55
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愚問を承知で質問させていただきますが、悪魔や籠は一枚の紙を折るだけで作れるのですか?切ったり貼ったりしてないんですよね。すごいです。びっくりしました。
- hirohata 2008-06-02 (月) 22:38
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1ヶ月くらいで、悪魔と川崎ローズを折ってしまうのは、
さすがですね~。ユニット折紙を折って、そちら方面に行かなかったのが、
不思議…。いけださんならではの、オリジナルをお待ちしております。
(折紙界が、変わるんだろうな~)ちなみに、小生は、いけださんが折らないであろう、
エロガミに夢中でございます…(~_~;) - 池田洋介 2008-06-03 (火) 00:09
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はい、切ったり貼ったりはしていません。いわゆる「不切一枚折り」という原則が折り紙にはあります。「悪魔」の折り方を知りたい人は是非前川淳氏の「本格折り紙」という本を、川崎ローズを折りたい人は川崎敏和氏の「折り紙夢WORLD」などを買ってみましょう。素晴らしい作品の数々です。
hirohataさんの作品をちょこちょこ見ながらおもしろそうだなーとは思っていたのですが、僕もついにのめりこんでしまいました。折り紙的な要素をパフォーマンスとして成立させることができないか、というのは実はちょっと考えています。
- 葵姫 2008-06-07 (土) 23:50
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うちの夫もたまに、ふいに思い出したように、ペガサス、折ってます。
折り紙、きれいだよね~~。 - 池田洋介 2008-06-09 (月) 01:29
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あ、すごい折ってそう。