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終演、そして

ほぼ半年間、自縛霊のように頭に取り付き、僕を悩ませ続けた公演「PLAY」が終演しました。

2日目は雨も降り、客足は初日に比べやや遠のいたものの、非常に盛り上がりました。内容も技術的には2,3の失敗はありましたが、総じてまずまずの出来。とりあえず期待には応えられたのかなと一安心です。

この公演について総括は後日ゆっくりやるとして、今日はどうしても書いておきたいことがあるのです。

公演から一夜明け、東京でのオフ日。久しぶりに職場に行って溜まっていた仕事を片付け、夜は1人でゆっくり過ごすつもりだったのですが、夕方宿に戻ってから昨日のプログラムに挟み込まれていたチラシに目がとまりました。今日の夜、僕の尊敬するパントマイミスト「山本光洋」さんの公演が神楽坂の劇場である。開演は19:30だから、今からならまだぎりぎり間に合います。全くそんな予定はなかったのですが、不意に行かなければならないという衝動に駆られました。劇場に電話するとチケットはあるとのこと。すぐに予約して急いで劇場に向かうことになりました。

大道芸では何度も見ている光洋さんですが、よく考えたら劇場でみるの初めてなのです。でも、大変失礼ながら、劇場でやることも大道芸の延長のようなことなんだろうなという気持ちでいました。そして今日初めて舞台で光洋さんを見て、、、。

打ちのめされました。

なんなんだこの人は。演じるとは何か、表現するとは何か、マイムとは何か。僕は全然理解していなかったんだなって思い知らされましたよ。前日までの公演でそれなりにいい反応をもらい、そろそろ一流パフォーマーと肩を並べられるんじゃないのなんていう軽い自惚れの気持ちが芽生え始めていた自分が一気にどこかに行ってしまいましたね。高揚感から一転現実に。天下一武道会が終わった後クリリンが殺されたとき以来の衝撃です。

終演とともに劇場を後にし、1人呆然と夜道を歩いてました。

思えば、僕がマイムを練習し始めたとき一番目標にしたのは光洋さんです。静岡で何度か会い顔も覚えてもらい、自分もそれなりにトレーニングを積んで少しは光洋さんの背中に近づけているのではないかと思っていましたが、でも今日の舞台を見てやはり今の僕が絶対に届けない次元に光洋さんは立っていることが改めて分かりました。技術のみではない、深みが圧倒的に違う。自分のやっていることがペラペラに見えてしまうほど。

片手間でパフォーマーしている僕には達し得ない領域なのかな。僕はもう少しちゃんと芸に向き合わないといけないのかもしれない。

いろいろなことを考えた夜でした。

今日の一言
言葉にならないことを伝える言葉

Comments:1

M.x.K. 2008-03-20 (木) 08:26

おー。次にどんな影響が出るのか楽しみです。
(なんてプレッシャーかけてみたりして)

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