- 2008-02-28 (木)
- つっこみ
「もうこれは怒りを通り越してあきれるしかないですね。」
ある朝の情報番組にはこの「○○を通り越して」のフレーズが大のお気に入りのコメンテーターがいます。コメントの締めくくりにはかなり高い頻度で使う。折も折、今朝やっていたのはイージス艦衝突事故のニュース、防衛省のさまざまな不手際が明らかになるというまさにこのフレーズを言うのにうってつけの展開です。来るぞ来るぞと思って聞いていたら、案の定、そのコメンテーターは色々と薀蓄を並べたあとについにこの伝家の宝刀を抜きました。
「もうこれはあきれたを通り越して、…」
ピコーン。池田レーダー反応。ほう、ついに「あきれた」まで通り越しましたか。あきれたを通り越すと人はいったいどうなるのか。これは興味津々です。
言った本人もしまったと思っただろうな。しばらく言いよどんだ後に
「あきれたを通り越して、…、お粗末ですね。」
はい、皆さんよく覚えておきましょう。
あきれたを通り越すとお粗末になります。
すでに感情ですらなくなってるからね。ある意味次元を通り越したということでしょう。
まあ、でも気持ちは分かるな。なんとなく使いたいがために、脈絡なくつい口が言ってしまうフレーズは結構ありますよね。特に立て板に水のように次々に言葉を継ごうとするときに起こりやすい。「いや、変な話ね、…」という前置きのもとで始まった話が、ちっとも変な話ではなかったり、「要するに」って言っておきながら、後の話の方が長くなっていたり。そんな人いないですか。なんかもう意味のある言葉というより会話の合いの手みたいになっちゃってるのでしょうね。
ちなみに僕がよく授業でやってしまうのは「言い換えれば」。言った後で、やばい、言い換えること特にないぞって焦る。言っちゃった手前しょうがないので無理やり言い換えることを探して収拾をつけますが。多分生徒にはばれてるんだろうな。
今日の一言
「良くも悪くも」なんていう奴は絶対良いとは思っていない。
Comments:2
- れいちぇる 2008-02-29 (金) 18:28
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はじめてコメントします。
私は生徒ですが気づきませんでした…。聞き方が足りなかったのかな… - 池田洋介 2008-03-03 (月) 00:04
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それは、僕のごまかし方がうまいからですね。きっと。