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さあ、いよいよ

家に帰る道程、駅を降りて外にでたら、楠玉を割った後の紙ふぶきみたいに大量の雪が降っていました。その音が聞こえるんじゃないかと思うほど閑静な夜の住宅街。街頭の明かりに雪が反射して、光の筋がくっきりと浮かび上がっています。ちなみにこれを物理学の用語では「チンダル現象」といいます。うーん、せめてもう少し品のある名称にして欲しかったね。どんなロマンチックな光景も台無しです。

今から14年前の今日もきっとこんな雪の夜だったはず。どうしてそんなことが分かるかというと明日はいよいよ国公立の大学入試の日なのです。雪の中、電車が遅れないかどきどきしながら会場に向かった記憶が僕の中にまだありますね。明日の朝は大丈夫かな。人のことには基本的に無頓着な僕ですが、それでも魚心あれば水心。僕を慕ってついてきてくれた受験生には愛着があるし、その努力が報われて欲しいと心から思っています。

僕も明日は職場に待機。新聞に掲載するための解答速報を作るという大切な仕事があります。実はこれは僕の最も好きな仕事の一つなんだよね。試験問題ってのは一つの歴史を作るでしょ。何年か後に今年の入試を振り返って、ああ、あの年にはこんな問題が出たんだよ、なんてそのときの受験生に話すことに絶対になる。そう思うと問題用紙をめくる時にまるで新しい歴史の扉を開くような気分になります。今年はどんな出題がされるのか、ちょっとワクワク。

さすがに受験生にはそんな余裕はないかな。でも間違いなく明日は一生の記憶に残る1日になるはずですよ。僕がそうであるように。その1分1秒をかみしめるようにどうぞ楽しんで来て下さい。

くれぐれも朝は家を早めに出ましょう。

今日の一言
人事を尽くして天命を待つ

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