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野球とサッカーの違い

サッカーと野球というゲームの性質を比べたとき面白い相違点を1つ見つけました。通常のゲームにおいては当然「相手に勝つこと」が至上命題ですが、ここでこの大前提を覆してみます。双方のチームがなりふり構わず「相手に負けること」だけを目的として戦ったらどうなるのか。

サッカーの場合は負けるためには自陣のゴールにボールを1点でも多く叩き込めばいいわけですから、オフェンスは自陣のゴールに向けて突き進み始めます。敵は当然それを阻止しようする。つまりディフェンダーはいっせいに相手のゴール前を固め守り始めます。要は攻守がそっくり入れ替わった通常の(?)サッカーが始まることになるのです。もちろんオフサイドがないとか、キーパーがゴール前でボールを手に持ってラグビーみたいに突進することになるとか、想像してみるとかなり滑稽な図ではありますがとりあえずもゲームとしては成立します。

一方でこれが野球となると難しい。まず相手がボールを打とうとしない限りランナーを塁に進めることができないでしょ。こうなったら意図的なデッドボールですが、打者は自分に向かって飛んでくるボールを懸命によけつつ、三振を取られるためにバットを振るはず。これはすでに野球とは違うスポーツになっていますね。塁に出たとしてもベースを踏み忘れたり、守備妨害をしたりとランナーがアウトになる方法はいくらでもあるはず(よく知らないけど)。要するに野球というのは得点を取る意志を持っていない相手に得点を与えることが原理上不可能なゲームなのです。

この「負けるが勝ち」ルール。世の中にある色々なゲームで適用できるか否かを調べてみるとなかなか面白いかもしれない。例えば将棋や囲碁ならどうなんだろう。

ちなみにこんなことをふと考えたきっかけは今やっているプロ野球のクライマックスシリーズ。3連敗でリーグ優勝の雰囲気はすっかり吹っ飛び敗者のような悲壮感が漂う巨人と連勝で波に乗り日本シリーズに突き進んだ中日を比べれば果たしてこのルールで得をしたのはどっちなのかって誰もが考えるわけ。勝率とか経済効果とかいろいろな試算の結果、リーグ優勝を敢えて逃して2位になったほうが有利であるという判断を各球団がしたとしたら果たして頂上決戦はどんな戦いになるのか。それはそれで戦略を考えるのは面白いかもしれないけど。

今日の一言
「試合に負けて勝負に勝った」の意味が未だに分かりません

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