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赤福はあざなえる縄の如し

僕の小学校の修学旅行の時から三重県のお土産の定番だった赤福、この老舗に無期限の営業停止という亀田父と肩を並べる厳しい処分が下されました。僕はそもそもあんこというものの甘さがそれほど好きになれないのでどうでもいいっちゃいいニュースなのですが、テレビにちょくちょく出てくる赤福の社長が「大人になったのび太」に見えてしょうがないのでつい注目してしまいます。

300年の伝統に"餡"ならぬ"泥"を塗ったとかさんざん言われていますが、じゃあ本当に昔は売れ残った赤福はすべて破棄していたんだろうか。当時は今とは比べ物にならないくらい貴重なものであった餡、物を大切にする日本人の気質を考えてもそんなこと到底考えられない気がするんだけどな。再利用なんて昔のほうがよっぽどあったのではないの。もちろん口に入れられないものを売ることはできないから、その境目をきちんと職人は見極めたんだろうし、ちょっとでも味が変だったら客もそれに敏感に反応していたのだろうと思う。

確かに消費期限について嘘の表示をしていたのは悪いことなんだけど、そういった数字ばかりが強調されて実際にどのくらい品質が低下していたのかについては何の検証もされないのはおかしな話です。だいたいそれほど深刻な食品衛生上の問題がある行為をしていたのなら、この何十年間食中毒者を出さずに赤福がその評判を保ってきた理由が分からない。今回の事件を受けて「信頼が裏切られた」なんて言っている人もいますが、美味いか不味いか、安全か安全でないかは詰まるところ舌やおなかが判断するもので、信頼によって決まるものではないはずだよね。

「そのバッグのデザイン格好悪くない?」
「そんなわけないじゃない、これヴィトンのバックなんだから。」

「雲行きが怪しくなってきたよ、傘持って行ったほうがよくない?」
「心配ないって、天気予報は晴れっていってたもの。」

「なんかこの牛乳、味が変じゃない?」
「大丈夫よ、まだ賞味期限は切れてないから。」

時々感じる何か不思議な捩れ現象。

今日の一言
君の愛は信じてる、消費期限くらいにね

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