- 2007-06-29 (金)
- しみじみ
職場の洗面所は、節電対策なのでしょうが、普段は明かりが消えていて人が入るとパッと点くようになっています。センサーか何かで人が来たことを感知しているのでしょうし、それ自体は別に珍しいものでもありません。
ところが先日の朝、僕がいつもどおり洗面所に入ったとき、いつもは点くはずの電灯が点かないのです。センサーを切っていたのかそれとも故障していたのかその原因は分かりません。ともあれそれを操っているのは機械的ななにがしかであり、そこに何の意識もないということは十分に分かってはいるのですが、なんとなくその空間に拒絶されているようなさびしい気持ちがしてしまいました。
AmazonのようなWeb上のショッピングサイトなどで以前に買い物をしたことのあるページにアクセスすると、「ようこそ、○○さん」と自分のid名がトップページに表示されたりします。これも別に機械が自分が目の前にいることを判別しているわけではなく、クッキーと呼ばれるWebブラウザの古くからある機能を利用しているに過ぎません。でもこんなささいなことが人の購買意欲にわずかながらでも貢献していることは間違いないでしょう。
心なんて通っていなくても、何かが自分を認識してくれるってただそれだけのことに知らず知らず安らぎを感じているところが人間にはあるのかもしれないな。
今日の一言
形に心が宿ることもある