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日常にみる化学法則

最近雨が降ったりやんだりでややこしいですね。

移動中突然雨が降り始めると、さすがに濡れるのは嫌なのでそのたびにコンビニでビニル傘を買います。そんなことしてると家にビニル傘がいっぱいになるんじゃないかって思うでしょ。でもよくしたものでそんな具合にして傘が増えるのとほぼ同じくらいの頻度で僕は傘を電車の中やジムやその他僕の記憶のないところに置き忘れてしまうのです。結果的に僕の家にある傘の本数は多少の増減はあるものの常に2本から3本に保たれています。これを化学の用語では「平衡」と呼びます。ちなみに梅雨の時期になると「ルシャトリエの化学平衡の原理」により、この傘の本数の平衡点はやや増える方向にずれ、4本から5本くらいで安定します。

同じようなことは僕の筆入れの中でも起こっております。たまに筆入れを見るとなぜか3本くらい修正液が入っていることがあります。これは職場で作業をするとき備品の修正液を借りたあとうっかり筆入れに入れてしまうことがあるからです。決してわざとではありません、すいません。で、さすがに悪いと思うので、それに気付くたびにそのときにいる校舎に修正液を戻します。僕は複数の校舎を移動しているので修正液はいろいろな校舎で消え、いろいろな校舎に現れることになります。僕がうっかり修正液を拝借してしまう確率は修正液がたくさんある校舎ほど高く、少ない校舎ほど低くなる傾向があり、修正液を返却する確率はその逆の傾向にありますので、トータルでは各校舎の修正液の数はほぼ均一になり、校舎間修正液格差は是正されます。これを化学の用語では「拡散」と呼びます。もしここに僕の作為が入って、修正液を返却するのをある校舎に限定したりすると、しばらくするとその校舎は修正液だらけになります。このとき僕のことを「マクスウェルの悪魔」と呼ぶことができます。

なるほど、日常の生活の中にも化学法則は満ち溢れています。

今日の一言
化学と経済学はある意味同じものなんだな

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