« 予想 | メイン | 仮定 »

推定

「たぶん、こうに違いない」あるいは「こうであって欲しいな」と考えること。「予想」と言い換えてもいい。すでに正しいと分かっている何らかの事実を根拠にして行われることが多い。

「1のボタンを押したら画面に1と表示された。2のボタンを押したら画面に2と表示された。ということは3のボタンを押したら画面には3と表示されるに違いない。」
というのは帰納的な推定。

「いま街行く人20人にアンケートをしたら、14人がEXILEだった。ということは、世の中の人の70%はEXILEである。」
というのは統計的な推定。

「男湯と女湯の仕切りが生湯葉だったらいいのに」
これはただの妄想。

上の例からも分かるように推定には「正しい推定」もあれば「間違った推定」もありうる。それが正しいことを補強する証拠はいくらでもあり、逆にそれを否定する証拠は何一つないような数学的言及でも、証明がなされていない限りあくまで「(限りなく正しく思われる)推定」であり、数学的事実とは区別される。

言葉としてよく似ているものに「仮定」があるが、こちらは推論の中で使われるものであり、意味は全く違うので混同しないようにしたい。「宇宙人は地球にいるだろう」というのは推定であり、「宇宙人が地球にいたら、UHA味覚糖の宇宙めしに怒り心頭だろう」の前半部分は仮定である。