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素数

1とその数以外では割り切れない2以上の自然数。

化学でいう「元素」のようなもの。世界中のすべての物質が分解していくと何らかの元素の合成物になるように、すべての数は分解していくといくつかの素数の積になる。

ただ「元素」が一定の秩序のもと限られた種類だけ存在しているのに対し、数の構成単位である素数は無数に存在し、その分布は驚くほどランダムである。

数という概念を持つ生命すべてが共有できるほど単純な概念でありながら、誰もその全体像をつかむことができない底知れぬ深さ。人知をはるかに超えた何かを感じないではいられない。素数の魅力にとりつかれた数学者は古来より数知れない。

ただどんなにその魅力にとりつかれたとしても、夜景の見えるレストランで女の子にする話題としてはNGである。その話が弾む確率は10桁までの整数中の素数の存在確率(約0.05%)よりはるかに低い。