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無理数

有理数ではない実数のこと。

なんて書いてみたものの、高校数学の教科書で実数の意味を調べてみると「有理数と無理数をあわせたもの」って書いてある。

よく考えるとこれは説明になっていない。辞書で左手を調べたら「右手の反対の手」、右手を調べたら「左手の反対の手」って書いてあったようなものだ。もし本当にそんな辞書があったら欠陥品なのですぐに燃やしてしまって構わない。

この定義のいたちごっこは「実数って何なんだ」、詰まるところ「数って何なんだ」ってところに行きつく。この疑問は深い。深すぎてこの事典のキャパを超えている。

中学校でこの言葉を習ったとき「無理ならやめとけばいいのに」って突っ込んだ人も多いと思うが、これは誤訳された数学用語の一つ。詳しくは有理数の項を参照のこと。