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オイラーの公式

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指数関数に由来して生まれたネイピア数e、紀元前からよく知られていた円周率π。数学的には全く起源の異なる2つの重要な数学定数が虚数というものを介して結びつくことを示した等式。これは数学の世界においてチョコとピーナッツ、苺と大福、ジョンとポールの出会いに匹敵するほどの大事件だった。

その神秘的なまでの調和からこの公式は人類史に残る最高傑作と称えられている。ぜひとも世界遺産に認定していただきたい。

これを理解するには当然虚数乗とは何なのかを定義する必要があるのだが、複雑な微積分計算の向こう側、ほんの少し手を伸ばせば届く距離にこれほどまで美しい数学の宝石が転がっていることを高校生には是非知っておいて欲しいと思う。