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ガロア

紀元前から何千年もの間にわたって人類が取り組んできた代数方程式論に完全に終止符を打つ働きをした数学者。彼が残したガロア理論は数学界に燦然と輝く金字塔であり、その後「群論」と呼ばれることとなる一大分野の端緒を開いた。

しかしこれほどまでに偉大な彼の業績が生前に評価されることはなく、何度も書いた論文は当時の重鎮たちに黙殺され、政治活動にも巻き込まれ、1人の女性をめぐる決闘により20歳の若さで命を落とす。理由なき反抗のジェームスディーンみたいだ。このドラマティックな生き様に共感する数学者は多く、ファン投票をしたらダントツの1位になるんじゃないかと思う。

数学の熱血講師に下手にガロアの話題を振ろうものなら、小一時間は熱く語られる可能性がある。注意しよう。