池田洋介日記帳
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2003年4月5日(土) メメント
久々に左脳をぐりぐりいわせるような映画をみた気がします。「何も考えなくても楽しめる」昨今の娯楽映画の対極にある作品。まるで僕のために作ってくれたのではないかと思えるくらい(すごい傲慢)はまってしまいました。なんたって見終わった後、すぐにまるまるもう一回見直したもん。

まあ、あんまりいうとネタばれになってしまうんで書けないのですが、この映画は映画の常識(というよりストーリーテリングの常識)を完全にぶち壊しています。最初間違いなく「え、そんなのあり?」って思います。そういう奇をてらった作品は得てして某「第六感」映画よろしく、意外性だけを狙った内容の乏しいものになってしまうのが常ですが、この映画は違う。まさにその設定でしか描けない巧妙な仕掛けがはりめぐらされた秀逸な構成が見事です。

最後の最後にすべてを明らかにするのがサスペンスの常ですが、この映画は手の内をすべてさらけ出しているにも関わらず見終わった後に頭のフル稼働を余儀なくさせられます。そして散りばめられた記憶の断片を思い出すようにつなぎ合わせ、それが1つになったとき、なるほどそういうことだったのかと、言い知れぬ衝撃を覚えるのです。

サスペンスものなら「ユージュアルサスペクツ」が僕の中のNo.1でしたが、今完全にこの映画にその座をあけわたしました。

実は昔ステージの構成を練っていたときに同じアイデアが浮かんだんだよね。でもさんざん悩んで「これは形に出来ない」と没にしたのです。でもその完成形をこれほどまでに完璧な形でみせらえるとは、、いやはや、素晴らしい、ブラボー!!

今日は絶賛モードでした。
2003年4月26日(土) 高速神戸
甲子園教室に通い始めて1ヶ月。野球にほとんど関心のない僕が週2回も阪神甲子園駅で降りるというのは何の因果でしょうか。で、阪神電車での通勤は始めての経験で新鮮なんですが、いろいろと慣れないこともあります。

その一つが梅田駅から発車する「高速神戸」行き電車です。

「高速神戸」

いや、これは誰がどうみても「ものすごい速さで神戸に行く特急」というイメージでしょう。駅員に聞いたら甲子園駅でも止まるというので、さすがは阪神ファンの聖地だなと感心しながら乗り込みました。しかし名前のイメージとは裏腹にこの電車の遅いこと。というよりどうみても各駅停車してるやん。で降りるときに電車のプレートを見直して驚きました。よく見るとそこには

「普通 高速神戸

と書いているではないですか。一瞬「???」になってしまいました。

まあ、要するに僕の勘違いだったわけでこの電車は「高速神戸」という駅に向かう普通電車だったわけなのです。しかしなんて紛らわしい駅名。

長男じゃないのにイチローとか、シロという名の黒い犬とか、ちっとも丸くないのに「丸ビル」とか、「さくら」という名前の高校生の父親の名前が「寅次郎」だったりとか(実話)、、世の中には微妙な紛らわしさがあふれています。
yosuke@juggling-donuts.org
 
 
 

Akiary v.0.42