池田洋介日記帳
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2003年1月27日(月) 空白の時間
この間梅田で信号待ちをしているとき不思議な場面に遭遇しました。

道路を隔てて向こう側には数人の学生(予備校帰りらしい)がたまっていて、もちろん僕の側にも数人の学生が同じように信号待ちをしています。で、信号が青に変わったので僕は横断歩道を渡りはじめたのです。ところが、

誰一人渡り始めないのね。

一瞬僕は信号を見まちがえてフライングしてしまったのかと思ってしまいました。が、周りを見渡してすぐにそうではないことに気づきました。その交差点にいた全員が信号が青に変わったことに気づいていないのです。

大体の人は経験あると思いますが、学生はこういう信号待ちのひまな時間になるとなにをしだすかというと、もうほぼ間違いなく携帯のメールを打ち始めるのね。このとき周りをみるとそこにいた十数人の人間が1人残らず携帯電話のほうを見ていました。もちろん時間にして1秒足らずだけど、その瞬間その現場にいた人間の中で僕だけがその信号が青に変わったというのを見ていたことになります。

何か不思議な優越感に浸りました。

ふと思ったは、きっとこんなエアポケットのような瞬間が常にこの世の中のどこかで起こっているのではないかと。たくさんの人間が集っている街中の交差点や駅のホームで、その場にいる全員の意識がふっと何かから離れてしまうようなこと。その瞬間にそこで誰かが突然消えてしまったりしても誰も気づかなかったりするのです。
2003年1月29日(水) ハリポタ
最近ちょっとはまっています。

前までは「どうせ子供の読む本なんて」と馬鹿にしていたのですが、読んでみてこの本が世界中で売れているという理由が納得できました。なるほど、確かにこの本は面白い。

テーマ自体はありふれたものなのですよ。むしろステレオタイプと言っていいくらい。魔法使いがほうきに乗って空を飛ぶとか、マジックウォンドで魔法の言葉を唱えるとか、下手をすればもうギャグかなにかとしか思えないようなものです。でもそんなありふれた題材を扱いながらも、驚くほどの想像力でその世界にリアリティーを与え、大人が読んでもうならされるほどの緻密なストーリーを構築するこの作者の才能には本当に驚かされました。

しかも文章自体がウィットに富んでいて、読んでいて思わずほほえんでしまうような表現がいくつもあります。思うにこの本は(少々分からないところがあったとしても)原語で読んだほうが圧倒的にいいですね。多分このまま日本語に翻訳したのではこの文章の味は伝わらないだろうなという個所が随所にあります。(実際この間本屋さんで日本語の本を読んでみたのですが、、かなり違和感を感じてしまいました。)語彙のレベルはやや高めですが、文章自体は高校で習った文法でほとんどが理解できるものだと思います。

「賢者の石」を読み終え、今はさっそく「秘密の部屋」を買ってきて読んでいます。
2003年1月31日(金) 甲子園
決して暇なわけではないのですが、ちょこちょこと日記を更新中。

センター試験を皮切りについに受験シーズンがやってきたって感じです。予備校が一番活気付く(というより殺気立つ)季節です。昨日なんて塾を出たのがなんと夜の11時。最終電車になんとかのって京都にたどり着きました。

ところで来春以降のスケジュールはもう決まっているのですが、週に2回、今年から新設される甲子園校というところに行くことになりました。その名の通り甲子園のまん前にある校舎だそうで。。多分阪神戦がある日には歓声が聞こえてきたりするんだろうな。しかも授業が終るのが夜の9時半だから、帰りに阪神ファンに電車の中で囲まれる可能性大。あー、どうなることやら。

ちなみに僕は甲子園球場に野球を見に行ったことはありません。
yosuke@juggling-donuts.org
 
 
 

Akiary v.0.42