池田洋介日記帳
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2001年12月1日(土) 皇室というもの
雅子様女児誕生のニュースで日本中が沸き立っているこの現状を見て、そうか日本という国には天皇がいたんだったと改めて認識しました。「天皇は日本の象徴」という言葉は社会科の時間にさんざん習って知ってはいても、普段生活をしていてそれを実感することなんてほとんどないですからね。あるとしたら天皇家の結婚や出産のとき、そして年号が変わるときくらいのものでしょう。

「天皇制」については今でも賛否両論あるんでしょうし、僕は別にそれについて議論しようとは全く思いません。でも今回の報道なんかを見ていて"日本という国に天皇がいるのも悪くないな"って気がしました。すべての国民が、マスメディアが純粋に1人の人間の誕生を喜べるなんてすごく幸せなことかもねってふと思ったのです。

僕の知る限り皇室はスキャンダルなんてものには無縁で日本が当の昔に無くしてしまった"清楚で穢れのない"イメージを未だに持ちつづけていますよね。レースのベッドに寝て鳥のさえずりで目を覚ますような生活を本当にしていそうだもん。国の伝統芸能であり不可侵の存在だと思われていた相撲や歌舞伎の世界にまでスキャンダルが巻き起こるような世の中になって、誰もが精神のよりどころを無くしてきているんじゃないかな。そしてそのよりどころを皇室に求める気持ちはとても分かるのです。

しかもちょっとひねた言い方をすれば天皇には権限は全くないので"何の害もない"存在でしょ。だからどんな辛口で意地悪なマスメディアだって皇室にだけは何もいえないのです。皇室とは日本国民がそのよりどころとして作り上げてきた究極のアイドルみたいなものなのではないですかね。よい悪いはどうであれそういう存在ってやっぱり貴重なんですよ。

すさんだ世の中になればなるほど人々は「おとぎ話」を求めるようになるのです。少なくとも日本にはその「おとぎ話」がちゃんとあります。
2001年12月2日(日) オフの日
今日は久々のオフの日でした。このところ毎日のように何かしら仕事があったから、1日何にもないなんていうのは本当に久しぶりです。やっぱり精神的にものびのびできますね。

で、何をしてたかっていうと1人でぶらぶらと本屋さんとか三条のジュージアとか寺町の電気街をめぐっていました。(たまたま椎名と会ってびっくり。)年末は結構時間にも(お金にも)余裕ができてくるから、前前からやりたかったコンピューター関係のお勉強をしようかなっと思いまして。今一番興味を持っているのはMIDI。パソコンで作曲をしようと思ったらやっぱりMIDIの知識は絶対になくてはならないですからね。僕の部屋をちょっとした音楽スタジオにするのが今の目標。それと今ドーナツのホームページでも活躍しているFlashもかなり面白そうですね。こちらもちょっとずつ勉強していきたいです。

自分の思いが形になっていく楽しみをかみしめている今日この頃です。
2001年12月3日(月) 音のある生活
うわーい。今日は記念すべき日です。ついに買ってしまった。

Rolandの音源


早速ダウンロードしてきたMIDIファイルを鳴らして感動!

音がきれいすぎる!!!

ウィンドウズについていたしょぼい音源とは雲泥の差です。例えれば生のオーケストラと昔の携帯の着メロくらいの違いがあります。今日記を書いているときもダウンロードしてきたミスチルのMIDIファイルを流しながらノリノリ気分。

前前からMIDIを勉強しようとは思ったのだけど、今まで放ってきたのは多分明確な目標がなかったからなのです。でも今はちゃんとやりたいことがあるからね。それはパフォーマンスのためのミュージック作り。今までパフォーマンスをやっていてこんな曲が欲しいというイメージがあっても、そのイメージに合う曲というのはなかなか見つからないし、結局レンタル屋を巡って無駄な努力を繰りかえしていたことが多かったのです。結構いい曲が見つかっても今度はそれにあわせてパフォーマンスを組み立てていくのはなかなか大変。で、最近気づいた。曲にあわせてパフォーマンスを作るんではなくて

パフォーマンスにあわせて曲を作ればいいではないか。

で、やってみたら意外に簡単。しかも本当に思い通りの曲が作れてしまう。これは最近のパソコンの性能とソフトの技術のおかげです。昔は考えられなかったことだけどね。パフォーマンスのための曲というのは"聞かせるための曲"とはまた違います。その辺にこだわらなくていいのもとても楽ですね。だから作曲をしているというよりも、パフォーマンスに欲しい音を並べていくという感覚なのです。

それに比べて"聞かせるための曲"っていうのは本当に難しい。弾き語りをしているときから「オリジナルの曲はないんですか?」ってよく聴かれたんですが、、実を言えばないわけでもないんです。ギターやってる人なら誰でも作ってみようと思うもんだからね。でもそれはとても人に聞かせられるような作品ではないです。だから僕の心にお蔵入り。でもせっかくだしこれからもこっそり作っていくつもりです。一生の内に一曲でもいいから本当に満足できる作品が作れればいいなって思っているのです。
2001年12月4日(火) 
僕が1人でいるときの行動って、きっと傍から見てる人がいたらかなり面白いだろうなって思うのです。僕には知らず知らずのうちにしてしまっているおかしな行動っていうのが結構あるんですね。人といるときはできる限り出さないようにしているのですが、ついつい出てしまうことがあったりして、その辺が未だに子供っぽいと言われる所以でもあるのです。ちなみにどんなのかあるかっていうと。

1.タイルの目に沿って歩く

うーん、これはタイルのあるところでは絶対やってしまうんです。絶対にタイルの継ぎ目を踏まないように歩こうとするので、たまに歩幅が不均一になったり、ふらふら横にゆれたりします。そんでタイルの模様と歩く規則性なんかを見つけて楽しんでいます。

2.歩道の高くなっているところは必ず歩く

はい、子供っぽいと分かってはいるんです。でもやってしまうんです。なんだかんだ言ってきっとみんなもやりたいに違いないです。分かってるって。逆に溝なんかがあるとその中を歩きたくなる衝動に駆られます。

3.紙を見ると極限まで小さく折りたたもうとする

これはバスの整理券とか割り箸の袋で知らず知らずやってますね。気づいたらくちゃくちゃになってしまったりして困ります。これは紙を20回折ったら富士山の高さを越えるという情報を聞き、いつか必ず富士山の高さをこえてやるぞという幼いときのチャレンジングスピリッツの名残です。たださすがに連鶴とかは作らないです。

ほかにもいろいろあるな。電車に乗ると電信柱が通り過ぎるのにあわせて足を動かしたり、ボールペンなどを持つと常にキャップの開け閉めを繰り返してしまったり。ほとんど無意識の行動だってのも面白いね。まあ、でもそういうくだらないことがきっと今のジャグリングにもつながってきているような気がするんだけどね。ジャグリングなんて実はしょうもない遊び心の塊みたいなものでしょ。実際のところ。
2001年12月5日(水) 芸術のあり方
思うにコンピュータの普及というのは表現や芸術というもののあり方を根底から変えつつありますね。

人間が何かを頭の中で考えただけではそれは芸術ではないわけで、それが芸術となり得るためには、その考えやイメージを目や耳や形に残る何らかの手段で表現しなければなりません。しかしその間には少なからず距離が存在していました。例えば誰かの頭の中に素敵なメロディーが浮かんだとしてもそれを表現するには、歌が歌えたり、楽器が演奏できなければならないでしょうし、オーケストラを作ろうなんて思ったらたくさんのパートからなる楽譜を書いて、大勢の人を集めて演奏させなければなりません。それにはかなりの経験や鍛錬、そして資金が必要だったわけです。言ってみれば今までの構図とは表現の技術と手段を持った人がまずいて、その人たちの中で秀でた才能をもつ人たちが優れた芸術を作っていくというものであったのです。

ところがコンピュータの出現によって誰もが簡単に表現の手段を手にするようになればこの構図は変わらざるえないでしょう。音楽の分野ではこれは特に著しいわけで、昔は大きなスタジオと高い機材を使って何人もの専属スタッフがついて行っていた作業が、今ではどこの家にでもあるパソコンで簡単にできるようになるのです。この傾向はアニメーションや映像表現の分野でも言える事です。

これは芸術にとっては間違いなくいいことでしょう。なぜなら表現というのがまず"手段ありき"ではなく、純粋な"才能ありき"になってくるからです。おそらく今までは埋もれていたであろう多くの才能が世にでていくことができるようになるでしょうね。と同時に誰でも作品を生み出せる状況が粗雑乱造という弊害を生み出すだろうことも容易に想像できます。

だからね、これからの時代、やっぱり鑑賞する人の資質というものがますます問われてくるわけなのです。安かろう悪かろうなんていうのはもう過去の話になりつつあります。流行だとかブランドなんかに惑わされず、自分の手でよいものを探し、自分の目でよいものを見抜く。そうでなければ一生のうちに自分の心を震わすようなものにはそうそう出会えないですよ。きっと。この膨大なインターネットの情報の中にもダイヤモンドの輝きをもった多くの才能のかけらがたくさん散らばっているはずなのです。
2001年12月6日(木) 自炊するぞ
ひさびさにカレーを作ってしまった。

具は玉ねぎとジャガイモと鶏肉。ご飯を炊くのは1ヶ月半ぶりくらいかな。最近ずっと外食ばっかりだったからね。結構収入はあるはずなのに一向にお金がたまらないのはきっと食費に消えていっているんじゃないかと思う今日この頃。

今月は頑張って自炊をします宣言!

とりあえず毎日ご飯を炊くことにしよう。
2001年12月7日(金) とりまる
今日阪急に乗ろうとホームで待っていたら、おそらく修学旅行生と思われる集団がやってきました。行き先を相談しているらしくて地図を見ながらしゃべっています。会話を聞くになく聞いていたら

「どこの駅で降りるの?」
「ここ、ここ。このとりまるっていう駅までいくんだよ。」
とりまる? 変な名前。」

まあ、当然のことながら僕はその後ろで無言の突っ込みを入れていたのですけど。

でもその気持ちはよーく分かるぞ。何を隠そう僕も京都に住むようになるまでは同じ読み方をしてましたから。京都の地名って本当に変なのが多いからね。例えば"御陵"を「みささぎ」と読むなんてことは京都に住んでなきゃ絶対分からないって。

ちなみに僕は昔、東京に行ったとき「五反田」という駅を思いっきり

ごはんだ

と読んで周りの人の失笑をかったことがあります。まあ、その分印象に残ってよく覚えているんだけどね。

彼らにとってもおそらく京都の烏丸(からすま)は忘れられない地名になることでしょう。
2001年12月8日(土) 何の日?
さて今日は何の日でしょう。

1.太平洋戦争の始まった日
2.ジョンレノンが凶弾に倒れた日
3.ようすけの日記が始まった日

さあ、どれだ。

答え 3番 ようすけの日記が始まった日

おー、すばらしい(拍手)。昨年の今から池田洋介の日々がWeb上に刻まれ始めたのであります。最初はジャグリングに関するエッセイとか、練習方法とか、その日の発見とかそういうことを書き留めておこうなんて殊勝な心がけから始まったこの日記、今ざっと1年分を読み返して思った。

ジャグリングのことなんてほとんど書いてねー

この1年、ジャグリングが生活の7割くらいを占めていたにも関わらず、、、。

でもまあ、基本的に文章を書くことが好きな僕としてこの日記はなかなかよいストレス解消になっているのかもしれません。いろんな人から反応をもらえるのもうれしいしね。まあ、くれぐれも僕がこの日記に自分のありのままの生活や考えをすべて書いているとは思わないように。いろいろとずるい計算をしながら書いていたりする部分もあるのであります。ふふふ、"池田洋介"という人間を解析するのはそんな単純なことではないのだよ(挑発的)。

これから1年もどうぞよろしくお願いします。なるべくサボらずに書いていきますので、皆さんも暇なときにでも読んでくださいませ。
2001年12月9日(日) コーヒー
自炊しよう!なんて前に書いたんだけど、そういや昨年の正月も同じことを書いたのを思い出しました。あれは結局1週間くらいで挫折したような、、。今回はもうすこし頑張ってみよう。

食器の後片付けをしているときに棚の奥の方から賞味期限がいつなのかよく分からないくらい古そうなインスタントコーヒー豆とクリープを発見。ここはひとつ違いの分かる男にでもなってやろうとコーヒーを作ることにしました。まず「正しいコーヒーの作り方(p13)」に則り、やかんでお湯を沸かします。やかんがピーとなったら、コンロをとめてコップにコーヒー豆を入れます。どのくらい入れていいかなんて分からないから、適当です。次に砂糖を2杯くらい入れます(いまだに僕はコーヒーをブラックで飲む人の気持ちは分かないのです)。最後にクリープをいれてっと、、、

とこのとき驚愕の事実が発覚。

いくら振っても叩いてもクリープが出てこないのです。ビンの中にはまだ半分くらい残っているのに、なんとさかさまにしてもクリープが落ちない。まさに物理学の常識を覆す怪現象です。恐る恐るお箸でつついてみたら

なんとクリープがカチカチに固まっているーー!!

しかもかなり硬い。一生懸命お箸の先でつついてたら何とか上の方が崩れ始めました。これまさに

カチワリ氷状態

最終的にクリープの塊を3個ほど摘み上げてコップの中に入れることに成功しました。

小学校の粘土工作で久々に粘土の箱を空けたらカチカチになっていて、一生懸命水でもどしたという苦い経験をちょっと思い出しました。
2001年12月10日(月) 写真
今日はドーナツメンバーの協力を得て、スキャナーでパソコンに写真を取り込む作業をやっていました。ドーナツライブの頃からの懐かしい写真がいっぱいあって、今年1年をいろいろ振り返ることができました。

うーん、今年はこの数年では一番いろんなことがあった1年だった気がするな。この日記に書いていないことや、とてもじゃないけど書けないことも含め(笑)。21世紀の幕開けにふさわしい波乱万丈さでした。

去年の大晦日の日記を見たら"来年が僕にとって大きな飛躍のある年であることを祈り"って書いてるよ。大きな飛躍かはともかく確実にどこかに1歩を踏み出した1年だったなと思います。すべてのことがよい方向に向かいつつある。そんな気がします。

そのうち日記で今年の10大事件でもまとめてみようかな。
お楽しみに。

写真は近々ホームページにアップします。
2001年12月11日(火) 気分転換
現在ドーナツライブの構成や使う曲などを考えているのですが、あんまりたくさん曲を聴きすぎてちょっと煮詰まってしまいました。台詞なんかも考えているのですが、なかなかいいのが浮かんでこないし。これだ!っていうのがないんだよね。できちゃうときなんて本当にあっという間なんだけどね。この前"たのしま"でやったパントマイムの曲なんてのは1日で全部できちゃったし。

よくドラマやマンガで作家が紙に何かを書いては丸めてポイって捨てているというシーンがありますが、あの気持ちがほんのちょっとわかりました。

昔、受験勉強で煮詰まったときは裏山をぶらぶら歩いて気分転換をしたのですが、今はよく近くのコンビニまでお茶を買いに行ってます。お風呂にお湯を張って入るのもなかなかお気に入りで、最近は1日に2回くらいお風呂に入っている気がします。しずかちゃんの気持ちもわかるようになりました。

そうか、気分転換に料理をしたらいいんだ。
2001年12月12日(水) ジュリーアンドリュース
今日ニュースステーションに出てて、びっくりしました。大好きな女優です。

舞台出身だけあって英会話のお手本みたいな非常に聞き取りやすく上品な英国英語を話します。独特の温かみとやさしさを感じさせる声で、年をとっても美しいってこういう人のことを言うんだろうなって思いました。

僕は英語の話し方や発音なんかをほとんど映画と音楽から学びました。僕は1つのものを好きになると本当にそれだけを好きでいられるっていう性格で、大好きな映画や大好きな音楽はそらで暗誦できるくらい何回も見たり、聞いたりします。その場ではすごく楽しめても、"面白かった"で終わってしまうものってのはたくさんあるんだよね。でも本当にいいものというのは"もう一度みたい"、"何回でも見たい"って思えるものなんだと思うのですよ。そういうものは僕は大事にしたいと思うのです。

なにをかくそう僕が初めて買ったDVDソフトはジュリーアンドリュース主演の「The Sound of Music」。あえて僕が言うまでもなく映画の歴史残る作品です。ストーリの構成も、映像も演技もそしてなによりすべての歌の曲も詩も全部。

英語を好きになりたかったら、この作品を10回以上みることをお勧めします。
2001年12月13日(木) 重大ニュースその1
最近日記帳も大分にぎわってきました。
なかなか楽しくなってきましたね。

池田洋介の今年の重大ニュース!!
えっと10大ニュースにすると10個もネタがなかったら困るのでタイトルマイナーチェンジになっております。池田洋介の21世紀最初の年の大きな出来事を振り返ろうという非常にエキサイティングな企画。年末不定期連載です。

まずはこれ

琵琶湖ダイビング事件

本当に悲しい出来事でした。折りしもドーナツ夏キャンプ。楽しい夏の思い出となるはずだったこのイベントであの忌まわしい事件はおきてしまったのです。

【回想シーン】
2001年7月24日、土曜日、午後9時30分。池田洋介(当時26)は大阪での仕事を終え、重い荷物を持って電車を待っていた。これから近江舞子で行われているドーナツ琵琶湖キャンプに合流するためだ。やはり夏も本番。ホームに立っているだけでシャツの奥から汗がにじみ落ちてくる。そんな暑い日だった。これがあの悲劇の伏線になろうとは、そのとき彼は夢にも思っていなかったのである。

合流したのは午後11時過ぎ。合流といっても残念ながらすでに全員できあがっている。彼を待ち受けていたのは余りものの花火と余りものの肉。この肉もあらかじめ携帯で連絡しておかなかったら残っていたかどうか定かではない。とりあえず僕のために残しておいた(ということになっているらしい)花火とすでに硬くなりつつある肉でキャンプ気分を満喫した(ということにした)。お酒は大量にあったのでとりあえずビールを飲む。星のきれいな夜だった。池田の持っている携帯には待ち受け画面にその時間に南中する星座を表示するという面白い機能がある。それと実際の星を見比べたりして遊びながら、少しずつ夜はふけていったのである。

近江舞子キャンプ場は琵琶湖に面している。真夜中であろうといつでも琵琶湖で泳ぐことができるのだ。もちろん基本的にはそれは禁止されている。毎年琵琶湖では水難事故が多発しているからだ。特に泥酔中の水泳などは最も危険な行為の1つである。池田もそのことは十分分かっていた。しかし夜の蒸し暑さと高校時代水泳部だった彼の過信が彼の判断を鈍らせてしまったのかもしれない。そして彼は最も危険な行為に及んでしまったのである。

池田洋介、琵琶湖に頭からダイビング。

もちろん服を着たままで。最初は周りのみんなも笑いながら見ていた。しかし異変はその10分後に起こった。

最初は小さな違和感だった。水面下で水を掻いている彼の足の太もものあたりに絶えず何かが触れているのである。その小さな違和感が次第に彼の中で確信に変わっていく。彼は彼の犯した重大な過ちにそのとき初めて気づいたのだ。

ポケットの中に携帯電話が、、、

そのとき彼の頭の中にその携帯電話との出会いから今まですごした楽しい思い出が走馬灯のようによみがえった。ああ、初めてカラー表示のきれいさを教えてくれた携帯。初めてメールの送受信ができるようになった携帯。そしてなにより

3ヶ月前に新機種に変更したばかりの携帯、、、、

慌てて取り出してみるが、全く動かず。いろいろとボタンを押していたら「ピー」という起動音がして、それを最後に何も言わなくなった。そして結果的にそれが彼の携帯が発した最後の言葉になってしまったのである。

何とか蘇生の努力を試みる彼を後輩の岩津が励ます。
「池田さん、後ろのバッテリーのところが赤くなっていなかったらまだなんとかなりますよ。」

おう!そうなのかさっそくバッテリーをあけてみて衝撃の事実が!!

はい、見事に真っ赤です

かくして彼の携帯は琵琶湖ダイビングというエキサイティングな出来事で、その短い生涯を閉じたのでありました。
2001年12月14日(金) 滞納
チカンアカン

棄権はキケン

など類まれなるセンスのキャッチコピーを生み出してきた大阪府の業績については以前この日記でも取り上げました。しかし僕は今日新たな伝説を目撃してしまいました。

ここ近年大阪市の税収が減少しているらしくて、その大きな原因が納税者の滞納にあるということです。大阪市も財政難のご時世。ここはなんとか納税者に意識の喚起をしてもらおうとまさに大阪市の威信をかけたポスターが完成しました。その渾身のキャッチコピー、衝撃の問題作をごらんいただきましょう。これです!!


「滞納、ぜっタイ、ノー」



いや、もう、何も言うまい。さすがです。どうやら大阪市では

キャッチコピーは何が何でも駄洒落にしなければならないと決まっているようです。

どんなときでも受けを狙おうとする姿勢をなくさない、それが大阪。ベタでもいい、空回りでもいい、たくましく育って欲しいと願う今日この頃です。
2001年12月15日(土) バイセクシュアルな夕暮れ
とっても便利のバイセクシュアルな夕暮れ、大阪公演を見てきました。梅田のHEP HALL。そういえばここに来るのはBP ZOOM以来ですね。

京都公演で1回ストーリーは見ていたので今回は演出面をしっかり見てこようって思ってたんだけど、そんな目的もすっかり忘れ、初めて見るみたいな新鮮な感覚ですっかり見いってしまいました。何度見ても素晴らしいです。じっくり見れば見るほどそのすごさが分かった。

でも僕なりにちゃんとお勉強もしてたのだ。こんな感じの照明でジャグリングのショーをするならどんなのかな、とか、今の音の入り方は使えるなとかいろいろと考えたりして。HEP HALLはジャグリングのショーをやるには本当にちょうどいいホールだなって思いました。いつかこんなところでやってみたいな。うん、いつか必ず。

さ、明日はドーナツライブの手順作りを1日やるぞ!
2001年12月16日(日) 続バイセクシュアル
今日でとりあえず公演は終了みたいなので感想なんてちょっと書いてみよかな。

僕は映画は結構見ているほうなのですが、演劇やミュージカルというものははっきりいって便利の公演(今年4月の僕のサーカス)を見るまではほとんど見たことがなかったのです。だから生で演劇を見るのはすごく新鮮で新しい発見ばかりでした。

面白いと思ったのは演劇っていうのはステージという固定された空間があり、観客はその空間のどこを見ることも許されてしまうということ。映画やTVではどんなたくさんの人が出演するシーンであっても、カメラが主人公にフォーカスを移せば、それ以外のものは見ることはできないでしょ。これは映像の欠点でもあり、利点でもあります。ある意味観客の視線の誘導がとっても簡単なのです。もし見せたくないものがあれば画面に映さなければいいんですからね。観客も自分が見るべきものの選択を完全に製作者に委ねてしまっているのです。

ある人物が大声で怒鳴っているシーンがあったとしましょう。でもこの状況を理解するためには「彼が何故怒っているか」を知らなければなりません。観客は「彼が怒鳴った相手はどんな人で、どんな表情でそれを聞いているのか。」とか「周りの人はどういう人で、それをどんな気持ちで見ているのか。」ということを知りたいと思います。映画やドラマならそれを観客に理解させるのは製作者の責任です。しかし演劇においてはどこを見て何を理解するかは大部分が観客の責任なのです。演劇のステージ上では台詞をしゃべっている人だけでなく、その場にいる人が全員演技をします。そこで何を見るかで演劇の見え方がいろいろと変わってくるのは面白いですね。

とっても便利の大阪公演でも僕は意識的にフォーカスの中心ではない人を観察したりしてみました。あたりまえだけど全員ちゃんと演技をしていたのに感激したし、いろんな発見もありました。。同じ作品でも本当に鑑賞するためには何度もみないとやっぱりだめなんだな。

演出に関してはやはりテレビの使い方がすごいと思った。僕のサーカスのトランクでも思ったけど、1つのものにいろいろな役割や意味を与えてしまうような演出は大好きです。音楽の使い方やアレンジも非常に練られていて、合理的な印象を受けました。マイナーの曲からメジャーの曲への移り変わりが聞いてて気持ちいいです。

内容は個人的には「僕のサーカス」の方が好きだな。テーマは非常によく分かるんだけど、あまりに説明しすぎの部分があるような気がして。夢子が「あなたのやっているのはポストモダンの真似事」とか言っちゃうのは僕的にはやっぱりちょっとおかしいのです。(でもこのセリフ大阪公演ではなかったような気がするな。)

演技については僕には何も言えないです。全員素晴らしかったです。やっぱりステージの上だとみんな輝いて見えるね。夢子のますださん、ちづこの後藤さん、それと大阪公演でのレポーターの方の演技が特に印象的でした。

やっぱり舞台の上にはすべての芸の基本が転がっていますね。もっともっと勉強しようと思いました。こんな素晴らしいショーを作り上げた大野さん(全く面識はないのだけど)に心から感服です。
2001年12月17日(月) 予備校講師
私事ですが(っていうか日記だからいいのか)来年河合塾の正講師をすることに決まりました。もちろん教科は数学。密かに試験受けたり、面接受けたりしていろいろと頑張ってたのです。レポート試験では「将来的に教材の作成などにも十分対応できる」というかなり高い評価を受けました。ふふふ、さすが。(自画自賛)

まだ来年1年は"お見合い期間"ですから、現役生が主に対象ですし、給料もそれほど高くないのですが、予備校は実力社会なので人気と実力があればどんどん講座も増えるし給料も上がるのです。もちろん逆も言えるのだけど。でも、それは望むところです。来年は本気でがんばろうっと。まあこれで「職業」の欄のところに胸を張って"予備校講師"と書ける身分にはなったね。もちろん本職はパフォーマーです。

来年度からの講義日程もほぼ固まって、来年もそこそこの収入を得ながらのんびりパフォーマンス活動をしていくメドが立ちました。来年からダンス教室に通いたいなって考えていて、今教室をいろいろ探しています。

来年度はおそらくここ数年の中でも一番忙しい年になりそうです。
2001年12月18日(火) ドーナツライブ
本日Juggling Donuts Live2002の打ち合わせが行われました。

なーんと、今年のドーナツライブ
僕が演出を任されているのでーす。
ずーとやって見たかったショーの演出、自分の頭の中のイメージが形になっていくなんて本当にわくわくするのです。演出を任されたなんて偉そうに言ってますが、実際は分からないこと知らないことばっかりでいろんな人にお世話になることになるのですけど。未熟な僕をどうぞみんなで支えてください。

今日はドーナツライブの台本を初お披露目。言うたびに変わっていくという(すいません)僕の果てしない妄想を、ますださまが素晴らしい台本にまとめてくれました。うん、これは間違いなく面白いショーになります。期待していいですよ。

今日のミーティングにドーナツのほとんどメンバーが集まってくれたのもうれしかったね。1回生も積極的に「ショーを一緒にやりたい」と言ってくれて、全員の意気込みが感じられました。さあ、やるぞ。あと3ヶ月。ドーナツが本気を出せばどれくらいのものが作れるのかというものを日本のジャグリング界に胸を張って示してあげましょう。

今回のライブ、僕はかなり本気です。
2001年12月19日(水) コミュニケーション
今日は大阪学院大学というところに行っていたのですが、その帰りに阪急の正雀という駅で電車を待っていました。椅子に座っていると隣に女の人がやってきました。その女の人はずっと向かいのホームを見ています。

で、どうやら向かいのホームにはその女の人の彼氏(あくまで推測)がいるのです。なるほど、よくある同じ駅で2人の帰る方向が違うというパターンです。改札のところで分かれたのに、反対のホームでまた向かい合わせになってしまうことってありますよね。こういう時って結構気まずくないですか。大声でしゃべるわけにもいかないし、ずっと見つめあっているのも変。かといって無視するのもおかしいしね。どちらかの電車がくるまでなんとなく居心地の悪い思いをしてしまうのが普通です。

でもね、僕はそのときそこで繰り広げられていた光景を見てすこし驚きました。なんと2人は全く気まずい雰囲気にもならず仲良くしゃべっているのです。もちろん大声を張り上げているわけでも、携帯電話を使っているわけでもありません。どうやっていると思いますか?

手話なんです

正直、僕はかなり感動してしまいました。手話ってなんてかっこいいんだろう!思わず二人の様子を惚れ惚れと眺めてしまいましたよ。

短いようで長い、届きそうで届かないこの5mの距離をつなぐコミュニケーションの形があるんですね。
2001年12月20日(木) クリスマスイブ
TVを見ているとアイドルとか女優さんに「今年のクリスマスイブはどうやって過ごしますか?」っていう質問をよくしているのを見かけます。でも決まって
「私、クリスマスの夜もお仕事なんです。」
とか
「家族とクリスマスパーティーをします。」
とかいう答えが返ってきます。間違っても

「彼氏と一緒に部屋で過ごします。」

なんて答えは返ってきません。うーん、やっぱりこれは世の中のクリスマスイブに1人寂しく過ごす男たちに対する心ばかりの配慮に違いないと邪推しながら見ているのですが。

ちなみにちょっと自慢ですが、僕はクリスマスイブに彼女と過ごしたことはほとんどないのです。ははは。去年のイブは天保山に行っていたし、一昨年は塾講師してたし、その前の年は確か木屋町で歌ってたし、、、。といっても別に特別な信念があるわけでもないんだけど。まあ、とくにこだわっていないだけかな。

それにしても、彼女を夜景を見るためにドライブに連れて行ったり、高級ホテルのレストランを予約したり、プレゼント交換したりって世の男たちはなんて頑張っているんでしょ。僕にそのまめさがほんの少しだけでも欲しかった、、、。でもね、最近分かった。僕にそういうおしゃれなことはぜんぜん向いてない。間違いなく。なぜかというと絶対オチをつけようとしてしまうから。っていうか本人全力でやってるのになぜかうまくオチがついてしまうんだね。もう関西人の鏡です。

クリスマスプレゼントにしたって、ついつい全力で受けを狙いにいく自分が心憎いです。

ちなみに今年のクリスマスイブは木屋町でライブ。これはちょっと楽しそうだね。
2001年12月21日(金) 交渉
この3年間ほど某予備校にお世話になってきたのです。この予備校は公務員試験や司法試験など資格関係の学校で、大学生や社会人が通うところです。その手の予備校まあまあ有名な方でしょうね。来年からは河合塾の仕事が週4日も入ってくるので、こちらの方は別に無理してまで続けることはなくなりました。

まあ、これだけ大手の予備校だからさぞかし優秀な講師陣がそろっているのだろうと思うかもしれませんが、実のところ公務員講座に関してはこの3年間ほとんどを僕が取り仕切っておりました。正直な話もし来年僕が抜けたら、この予備校では公務員講座の存続すら危うくなります。間違いなく。僕はこう見えても結構恩義に厚い人間なので(つっこみ不可)、やめるのも少し心苦しくはあるのです。

ってことで1つ思い切った賭けに出ることに決めました。それは

給料の値上げ交渉

もし応じてくれないならやめますという姿勢でね。実は僕はこういうことははじめての経験なので内心どきどきしていたのです。自分の仕事には自信があったけど、「じゃあ、どうぞやめてください」とか言われたらショックだしな、、、。でもとくに失うものもないし、と覚悟を決めて交渉に臨んだわけです。

回りくどい言い方をしてもしょうがないので単刀直入に切り出しました。

「時給を○○○○円にしてください。そうでないと来年以降はこの仕事は続けません」

提示した金額は今までの時給の1.5倍。片手で数えられないような金額です。はい。内心ちょっと言い過ぎたかなって思ったけど、まあ今までの僕の働きを考えれば決して高くないはず。人間だめもとになるとホントに強くなります。

結構理論武装をしていったのですがそれに対して返事は
「分かりました。すぐ検討します。」

え、、、あっさり?

あまりにあっさりと受け入れられたので拍子抜け。しまった!ひょっとしてもっと高い金額を言っても大丈夫だったのでは??「先生にだけは抜けられるわけにはいきません。」だって。そんなこといわれちゃこっちも逆にますますやめるわけには行かなくなるではないか。何にせよ自分の働きをちゃんと評価してもらえているのが分かってうれしい気分。

でも来年やりたいこともたくさんあるし、これ以上忙しくするのも少し考えもの。どうしよっかな。
2001年12月22日(土) 寒さ
僕は関西地方で最も寒さの厳しいと言われる信楽で育ったからか、水泳部だったからか、それともそういう体質なのか分かりませんが寒さにはかなり強いのです。冬でも半袖で平気で練習したりしていて、周りの人がそれをみて逆に寒がってたりしてます。結構やせてるのにたくさん食べる方だから、その分発熱量が多いのかな?とか勝手に思ってますけど。

最近ようやく"寒い"と思える日が続くようになったけど、やっぱり数年前に比べればぜんぜん暖かいですよね。4、5年前は11月でこのくらいの寒さだったような気がするもん。冬が寒くなくなっていくのは確かに過ごしやすくはなるのだろうけど、やっぱりちょっと寂しいな。

顔を洗ってすぐに外に出たら、10秒で前髪が凍りだすという驚異的な信楽の寒さをふと懐かしく思い出しました。
2001年12月23日(日) 営業
今日は久々にJuggle Like Dancingで営業に行ってきました。僕たちが営業にいくのは大阪とか神戸とか静岡とかなぜか遠方が多いのですが、今日はなんと京都!ばりばり地元。しかも自転車でいける距離です。

意外なことですが、僕は京都に住んでいるのに京都で大道芸の仕事をすることは全くといっていいほどありません。なんでだろうね。京都という土地柄は大道芸に向かないのでしょうか?

京都のごく普通の商店街のお祭りだったのですが、まあそれほど人も多くなく、見に来たのは近所に住んでいるような人たちばっかりでした。でもやって感じたのは京都の人は見る目がとっても温かいということ。すごく反応がいいのです。天保山なんかは結構観客も慣れているのか見る目がシビアで、少しでも面白くなければすぐに帰ってしまうのですが、今日は人数は少ないながらもみんなで一体になっているという感覚があってよかったです。

これを機会に京都での仕事も増えるといいな。京都の人にも大道芸の楽しさをどんどん知ってもらいたいし、何より自転車で営業にいけるなんてこれほど楽なことはないからね。
2001年12月24日(月) We wish you a Merry Christmas!
今日は四条河原町近辺のカップル占有率が1年で最も高くなるクリスマスイブ!まあ、何にせよみんなが幸せな気持ちになれる日というのはいいものです。

え、前に日記に書いたとおり今年のイブは木屋町でストリートライブをやってきました。何かに人を巻き込むということにかけてはおそらく右にでるものはいないますだ、後藤の最強コンビに引き連れられて。かなりやっつけで(だって楽譜を見せられたのは昨日の夜)、あまりに寒かったので1時間もできなかったのですが、大好きなクリスマスソングを歌えて楽しかったです。

それにしても今回の一番の見所は歌とかなんとかいうより衣装ですね。全員赤と白のサンタの衣装で、ますださんにいたっては全身コスプレ状態。どんだけ準備期間が短くてもああいうところは決して手を抜かないのはさすがは後藤さんです。ますださんは「無理やり着させられて、、」とさんざん嫌がっている様子でしたが、あの衣装で家から木屋町まで歩いてきたり、そのまま居酒屋にいってしまうあたり

実はかなり楽しんでいるのではないのか?

前回の神戸の時もちょっと思ったけど、、、いや、たぶん間違いない。

まあ、何にせよみんなが幸せな気持ちになれる日というのはいいものです。
2001年12月26日(水) 26
26日にもなるとそろそろ売れ残りのクリスマスケーキの半額セールなんかが始まって、甘いもの好きの僕としてはちょっとうれしいのです。でっかいデコレーションケーキをまるごと買ってきて全部食べてしまいたくなる衝動に駆られてしまいます。

それはそうと最近僕の唯一頭の上がらないM川さまが「売れ残り」という言葉に妙に敏感になってきてとっても怖いです。「そうか26にもなると半額セールしないと売れないのか。私も考え直した方がいいのかな。」と遠い空を見ながらぼそぼそつぶやく姿が目撃されています(怖い、怖すぎる、、)。

うーん、ここはなんとかフォローしなければ、、。

「大丈夫ですよ。ケーキは寝かせるほどおいしくなるっていいますから。」

言わねーよな。なんせ、生ものだからな。

「大丈夫ですよ。冷蔵庫入れとけば30くらいまでは持ちますよ。」

いかん、それって冷めきってるではないか。
うーん、そもそもケーキに例えるのが悪い。

「大丈夫ですよ。31に食べる年越しそばもおいしいですよ。」

こんなことを元気いっぱいにいったら間違いなく逆鱗に触れるだろうな。
26とはとっても微妙な数字です。
2001年12月27日(木) 大掃除
もう今年もあとわずか。毎年この時期になると大掃除をするのが恒例になっています。普段やらないから、その分かなり気合を入れてがんばろうっと。

この部屋とも思えば3年近くのお付き合いなのですが、多分今年でお別れなのです。むちゃくちゃお気に入りの場所なのでできればもう1年くらい住みたいんだけど、一応学生マンションなのでね。来年になったら早速お部屋探しを始めようかな。

よし今年の大掃除は引越しに備えて、いらないものをバンバンと捨てていくことにしよう。
2001年12月28日(金) 年末の過ごし方
今日で僕の今年の仕事も終わって、明日から1月3日くらいまで久々の連休がやってきます。おー、これってなんか

妙に社会人っぽい発言!!

1回言って見たかったんだよね。

年末になるといろんと面白そうなテレビ番組があって、その気はなくてもついつい見てしまうのです。6時ごろからテレビをつけていると、気づいたら11時くらいになってしまっていたということがよくあります。せっかく年末になって自分の自由にできる時間がたくさんできているのに、それをテレビを見て過ごすというのもよく考えたらかなりもったいない。もっと普段やりたくてもできなかったことをやらなければ。

人間というのは悲しいかな、忙しいときにはやりたいことをたくさん思いつくのに、いざ暇になると、そういうのをすっかり忘れてしまうのです。ついつい「いつでもできる」って思っちゃってね。

この貴重な休みをなるべく有意義に過ごせるように、ちゃんとスケジュールを立てようと決心。何時から何時まで大掃除、何時から何時までお勉強、、、とかいう具合に。僕は普段は結構いい加減に過ごしているみたいですが、いざ計画を立てると、その実行能力はかなり高いと自負しております。なんか小学校の夏休みに戻ったみたいでいいですね。

さあ、今年の年末はどうやって過ごそうかなっと。
2001年12月29日(土) 重大ニュースその2
年末不定期連載、って言っておきながらすっかり忘れてた。ってわけで思い出したように書いてみよう。

今年一番印象に残っているのは

JJF2001

なんだよね。やっぱり。今年の前半はこのイベントを中心に僕の生活は回っていたといっても間違いないです。何度も名古屋まで下見に行って、いつの間にか名古屋の地理にとっても詳しくなったし、ブライアンパッツ氏を始め、たくさんのすばらしい人との出会いもあったし。

正直言って、僕はたくさんの人の先頭に立って、意見をまとめたり、みんなを引っ張っていくみたいなことはあまり得意ではないのです。人を使うこともうまくないので、何でも自分で背負い込んで、自分を追い詰めてしまうことがよくあります。JJF2001の3日間もイベントを楽しんだという記憶がほとんどなくて、常に追い立てられるように何かをしてた気がする。もっと効率よく物事を進めていくことができればと反省することの方が多いです。

思えば今年はとっても落ち込むことが多かった1年だったように思います。ちょっとした批判が身にしみたり、誰も僕の努力を見てくれてないような気がして。なんて甘えん坊さんなんでしょう。でも落ち込んだ分だけうれしいこともたくさんあった。つまづいたから分かったこともたくさんあった。

落ち込んだり、悩んだりするのは自分がどこかに進んでいる証なのです。

そうでしょ。この1年で経験したいろいろな感情は全部大切な宝物だね。

常に前向きにどこかに進みつづける自分でありたい。

いままでもこれからも変わることない僕の抱負なのです。
2001年12月30日(日) 年の瀬
今日は体育館テラスに今年の練習納めをしに行きました。1人だと思っていたら、稲手さんがいててびっくり。かなり寒いかなと思ってたけど、日が照っていれば結構暖かくて、半袖でも何とか大丈夫でした(僕だけかな?)。

そのあとはSubwayに行って2時間ほど「生物」のお勉強。来年の公務員講座でなぜか「生物」を教える羽目になってしまい、今必死で勉強中。高校時代の専攻は物理、化学だったから生物なんて中学校くらいの知識しかないのです(そもそもそんな奴が教えていいのか?)。でもこの2週間ほどまじめに勉強していると

生物って結構おもしろい!

ってことが分かってきました。生物の体というものがどれほど精巧なしくみと微妙なバランスの上に成り立っているかっていうことは感動に値しますね。白状すれば生物という学問は論理性なんて無縁なものだと思っていたのですが、これは大きな間違いでした。よくコンピューターのしくみを人間の体に例えたりするけど、人間の体というのはコンピュータなんかよりはるかに複雑で厳密な論理の上になりたっているのだなと。地球の環境が35億年の歳月をかけて作り上げた世界で最も精巧なシステムです。

さて、今日はこれからパソコンのお勉強とライブの構想作り。ちゃんと料理もしてるし、部屋も割と片付いててなかなかいい感じではないか!例年年の瀬になると生活に張りがでてくるのは何故だろう。毎日こんな感じならいいのだけど。。

さあ、明日はいよいよ大晦日。
2001年12月31日(月) 変わらないもの
3ヶ月前の"常識"がすでに過去の事柄となるほどの速度で進歩しているこの情報社会です。僕たちが数十年前の日本の状況をみるのと同じ気持ちで、きっと5年後の僕たちは今の僕たちのことを見るのでしょう。
今僕のパソコンのCPUは280Mで、通信速度は最高128Kbpsです。ホームページの写真を見るに10秒くらい待たされることがあります。ほとんどの人が携帯電話を持っていて、メールを送ったり、ゲームをダウンロードしたりできます。通信ゲームというのがはやりそうな気配です。電話代は1ヶ月5、6000円かかります。

相変わらずミスチルにはまっています。歌うことが好きです。お気に入りのアーティストのCDは発売日にお店まで買いにでかけます。歩くのも結構好きです。大阪梅田まで電車で45分かかります。ニューヨークには16時間かかります。スーパーで卵が1パック140円で売っています。狂牛病の影響なのか牛肉の値段は少し安いです。安全性に問題があるということで遺伝子組み替え大豆は使えません。

女性専用車両ができました。純情の表現もときに犯罪と呼ばれます。結婚という制度も離婚という制度もあります。大好きな彼女とはまもなく6年の付き合いになります。

来年から予備校に勤めます。少子化と高齢化が叫ばれています。失業率が5%を超えています。銀行がつぶれています。公務員は比較的安定しているといわれています。ジャグリングにはまっています。パントマイムやダンスも楽しそうだなと思っています。パフォーマンスの仕事はどんなことがあっても続けていくつもりです。

5年前の自分と5年後の自分はこの文章を見てなんと言うのかな。

めまぐるしく変わっていく世の中で、どうか変わらないものを持ちつづけられますように。今年も幸せな1年でした。みなさま、どうぞよいお年を。
yosuke@juggling-donuts.org
 
 
 

Akiary v.0.42