もうちょっと名古屋の話ね。
ちなみに僕には旅行先からお土産を買ってくるという習慣はありません。買ってくるとしても自分用のものくらい。僕が苦労して旅行しているのに、なんでその上わざわざお金を出して人に物を買わにゃならんのだというひねくれた考えをもっています。だからてんむすもきしめんも味噌カツもなーんも買ってきてないのですよ。みなさんごめんなさい。土産話で我慢してね。
ところで名古屋では大学の先輩夫婦の新居にお邪魔していたのですが、さすがにそこにはお土産を買っていきましたよ。それはお世話になるんだから当然の礼儀。京都では何も買ってきていなかったので、名古屋駅の構内で名古屋名物の「ういろう」を買っていくことにしました。
おいおい、名古屋の人のところに行くのに名古屋の名物を買っていってどうすると思うでしょ。ふふふ、これにはちゃんと理由があるのですよ。
だって考えても見て下さい。もし自分や友達が遠くに旅行したとしたら当然そこの名物と言われるものをお土産で買ってきますよね。もしくは僕みたいに遠くから遊びに来てくれる人がいたら、その人の地元の名産品を持ってきてくれるかもしれません。ところが自分が住んでいる場所の名物というのは決して人からもらう事はありえないでしょ。
そんなものは近くにいくらでも売っているんだからいつでも買えるじゃないかと思うかもしれませんが、どっこい、名物というのは旅行に行ったという楽しい気分も含めて買っているものですから、日常の金銭感覚で考えた場合かなり割高。「名物にうまいものなし」という言葉もあるように、普通の感覚で考えるとそれほどの高いお金を出してまで買いたいと思うものではないのです。それに"いつでも買える"という安心感が手伝って、結局自分の地元の名物なんてほとんど自分で買って食べようなんて思わないのです。それを証拠に僕の家の近くには京都名物のおいしそうな生八橋が山のように売られているにも関わらず、僕はまだこれを自分で買って食べた事がありません。チョコレート八橋なんてものすごく食べたいんだけどわざわざ自分で買うのもな・・・という気持ちがあってね。結構そういうものでしょ。
だから案外その人の地元のお土産を買っていくと喜ばれるものなんですよ。どうですか、ちゃーんと理にかなっているでしょ。
ははは、実を言うと上の話は京都でお土産を買っていくのを忘れた僕があわてて考えた後づけの理屈なのですが、案外真理をついているような気がしてきました。 |